The gears of fate (ページ44)

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「振付構成がホシさんってすごいですね！」

HS「へへ、ありがとう。
Aもダンス凄いよね。」

「いやまだまだです。
あ、私アッキンダ踊れますよ！！」

さっきまでハニヒョンとジスヒョンと話してた
と思ったら今度はスニョンと話してる。

アッキンダ踊れるってサビの部分を踊ってる。

その完成度にみんな目を見開いてる。

上手いの知ってるけど、他のアイドルの曲まで
踊れるなんて思ってもいなかった。

DN「A上手いんだね。」

「いつも防弾のオッパたちと踊ってますからね。」

DN「僕は同い年だしタメ語にしよ？」

「へ！同い年！！」

DN「うん(笑)」

「なかなかいないよね99line(笑)」

DN「うん。だから仲良くしよう。」

チャニが今度は仲良くなってて。

話題もない俺はそれを見てた。

こういう時どうやって話しかければいい？

なんて考えてたらミンハオが声をかけて来た。

T8【顔怖いよ？】

JU【…そんなことない。】

T8【せっかくAがいるのに話かけないの？】

JU【なんでっ…俺が…。】

T8【なんかAのことになると変だよ。】

JU【そんなことない。】

T8【仲良くすればいいのに(笑)】

【仲良くしてくれるんですか？】

JU【・・・・へ！？】

T8【うわ！中国語も喋れるの？】

【簡単な日常会話なら、ですけど。】

なんて言いながらこちらを見てる。

やっと視線があった。

喋れるってことはさっきの会話筒抜けってことだ。

なんか急に恥ずかしくなる。

でも言いたい事言える気がした。

１３人中理解できるの１人だから。

騒がれないだろうし。

JU【俺をちゃんと見てくれるなら、
仲良くしてやってもいいよ。】

【・・・・それ・・。】

T8【ちょっとまさかの上から目線！？】

JU【俺はジュンフェイ。
・・・それ以外で呼ぶなよ。】

【・・・バレてたんですね。】

JU【前にすれ違ったときに呼ばれたから。
…違うやつの名前で。】

【ん～、私馬鹿ですね。
本当にすみません。】

JU【ほら、呼んでみろよ。】

そういうとあの綺麗な形の唇が

俺の名前に動いた。

【ジュンフェイ。】

それに満足して頭をポンポンとする。

一瞬泣きそうな顔をしたけど

すぐ笑ってごまかされた。