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目の前で踊るのは

さっきあったばかりの子。

Aちゃん。



なんでもマーシャルアーツをしたいらしい。

でもジョングクくんに反対されて、

俺とジャクソンに聞きに来たらしい。


なんか行動力が…すごい。

最近の若い子はこんな感じなのか?




「マークオッパ、ジャクソンオッパ教えてくれますか?」

JS「教えるのはいいけど…出来るのか?」

「だいたいのコツは掴んでるんですけど…。」


そう言いながら距離を取って

くるっと頭から回転する。




MK「俺らが教えなくても大丈夫じゃない?」

JS「すげぇ!!できてんじゃん!」

「え!大丈夫ですか!?」


ジャクソンをきゃっきゃ言い合ってる。

馴染むの早くない?




ユギョムやベンベンと一緒に踊りだす。

というかこの子すごい上手い。

キレがあるのにしなやかというか。


しかも口ずさみながら踊るから

その歌声にジェボムやジニョン、ヨンジェが反応してる。





JR「そうだ、代表と知り合いなの?」

「いいえ。中に入りたいって言ったら何かしてみろって。」

JB「なんだそれ(笑)」

「だからその場でできるって考えて歌ったんです。」

YJ「え…それで中に入れてくれたの?」

「はい。」


なんか型破りな子だ。

ジョングクくんの後輩ということは

別の事務所の子でしょ?




<マークオッパ。邪魔してごめんなさい。>

MK<え、邪魔って…英語?>

<部外者なのに割り込んでしまったから。>

MK<いや、別に大丈夫。>

<オッパって人見知りですか?>

JS<そうだよ!マークは人見知りだから。>

MK<そんなことねぇ。>

JS<じゃあその目つき止めろよな。>


そんな目つきってなんだよ。

Aちゃんを見るとにっこりと笑った。



<今度来たときは仲良くしてくださいね。>



そう言ってユギョムのところに行ってしまった。

なんだろう。なんかずしんと来た。

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作者名:V.V. | 作成日時:2016年12月30日 17時

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