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出番も終わって緊張もほぐれて、
あとは楽しむだけになっていた。
楽屋にはTWICEも遊びに来て、
結構な大人数になっていた。
そこにちょうど通りがかったのは
ジョングクとAだった。
手が繋がれてて、自然とそこに視線が行ってしまう。
JK「あ、ユギョマいいところに。」
YG「グク。それにAも。」
「オッパ、お疲れ様です。」
挨拶してくれるAの腕を引っ張って
ジョングクは自分の背中に隠した。
JK「ユギョマ出番終わってるよな？」
YG「うん終わってるよ。」
JK「こいつ預かっててくれないか？」
YG「へ！？いいけどなんで？」
理由を聞くとジョングクは耳元に
近づいてきてぼそっと言った。
JK「こいつ放っておくと男が近寄ってきて
うざいし、切りねぇんだよ(ボソボソ)」
YG「あーなるほど。」
なんとも納得に行く理由なだけに断れない。
それに僕もなんか…嫌だ。
出番が迫っていてジョングクはすぐに行ってしまった。
離れる前にハイタッチをしているのがなんか羨ましかった。
近しい存在なんだなって改めて思う。
「ユギョムオッパ。
なんかごめんなさい。」
YG「謝んないでよ。
Aと話したいし、ね？」
「グクオッパってちょっと強引ですよね。
さっきも、まだ話してる途中なのに
手引っ張って終わらせちゃうし。」
YG「そっか(相手が男だったんだろうな)」
「どっちが大事？とか言ってくるんですよ。」
YG「まあまあ、ほら楽屋入って！
あ、TWICEのメンバーもいるから！」
なんだか不満そうなAの背中を押して
出てきたばっかりの楽屋に入る。
急なゲストの訪問に中にいた人たちが驚いてる。
特にTWICEのメンバーと…マークヒョン。
「マークオッパ〜♪」
MK「あ、A！」
初めはヒョンが人見知りなのもあって
他所他所しかったのに、今やハグするくらいには
仲良くなっている二人。
僕のほうが先に出会ってるのに…。
BM「AA！セルカ撮ろう‼」
「ベムオッパ、変顔しましょう！」
今度はベンベンとセルカ撮ってる。
そっと近づいて後ろから二人に抱き着いて
セルカに割り込んで入った。
これくらいはいいよね。
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作者名：V.V． | 作成日時：2016年12月30日 17時
