山田先輩と私 〜第三章〜

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休憩に入って、裕貴くんにLINEする
今日はLINEして攻撃がすごい、、
でも、嬉しい。にやにやしちゃう





“休憩だよー”




送った瞬間に既読になった
はや、、、！！！




“具合は？”

“ぜんっぜん大丈夫！！！”

“ほんと？”

“ほんとー。”

“声聞ける？”

“うん、いいよ”




―――――あ、出た。

「ねーかけるの早くない？笑」

―――――早いでしょ！休憩限られてるし！

「そっか。心配しすぎだよ？」

―――――そーお？

「うん。」

―――――なんか食べるの？休憩って

「食べないよ、太るし」

―――――まーたそんなこと言ってる

「嫌でしょ？太ったら」

―――――うーん、100キロとかは嫌だ

「力士じゃん！」

―――――あと10キロとか太っても全然嫌になんないよ。

「嘘だー」

―――――ほんと。あ、でもそれ以上痩せたら心配かな。

「全然細くないのに、私」




他愛もない会話
すんごい幸せだなあ、、



―――――2時まで？今日

「うん。ごめんね、そろそろ戻る」

―――――え、休憩短くない？

「なんか私のお客さん来てて」

―――――なにそれ

「私のカクテルしか飲まないの」

―――――、、、なんだそれ？

「なんだろね、、ごめんね、戻るね」

―――――、、、うん。終わったらLINEして

「はーい。」




私余計なこと言ったかな、、、？
でも嘘つけないし、つきたくないし




ようやく仕事が終わると、
案の定ご機嫌ななめのLINEがきていた




“Aちゃーん。誰にカクテルつくってんのー？”

“さっきのお客さんて男ー？”

“国宝級からLINEですよー。”

“ごめん、今のは無し”

“ひかないでーーー”





なにこれ。面白い。





“終わったよ”




珍しく、返事が返ってこなかった
疲れてるだろうし、寝たんだろうな




LINEにおやすみ、と打って、消した
通知で起こしたら嫌だし申し訳ない




でもいつも返ってくるから、
いざ返ってこないと気になる、、、！
明日何時なのかなあ、、

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