山田先輩と私 〜第三章〜

81…裕貴 ページ35

もう、言ってしまった
俺が普通のサラリーマンで一緒に暮らしてたとしたら
、、、毎日のように求めてしまうのではないか



いや、俺が変態って話ではなくて。
それくらい、この子は魅力的なんだよ



Aの反応が気になって、体を離す
案の定、顔を赤くして困ってる



前は、ひかれたか？とか思ってたところだけど、
Aのことはだいたいわかってきた。
これはもう、ただただ、可愛い








『Aは？』

「わ、私？」

『したい？俺と』

「そんなこと言わせるのー、、？」

『言わせる。』








恥ずかしがるAが可愛すぎて、
ちょっといじめたくなってきた


軽くキスをして、首筋を舐め、耳元で呟く








『、、、してあげよっか？今』



さすがに断られるのは目に見えてるから言ったのに



「、、、して。」








、、、してって言った？







『本気？』

「うん。」

『、、、俺、帰るまで30分くらいしかないけど。』

「30分じゃ、、だめなの？」

『いや、できることはできる、、けど』







Aとするのは、30分じゃ足りない
愛でて、愛でて、めちゃくちゃ愛でて、、、
そんな時間じゃとても足りない







『足りない。それじゃ俺が気持ちよくなって終わる。』

「え、だめなの？」

『だめでしょ。そんなの愛する彼女にすることじゃない。』

「そういうもの、、？」

『うーん、、俺はそう。』

「そっか、、、。」







Aは何故か残念そうな顔をしてる
え、A、もしかして







『Aさ』

「ん？」

『あのー、、、失礼なこと聞きますが』

「うん」

『Mっ気ある？？』

「、、！」

『ごめん、言わなくてもいいから。聞くなってね。』

「あ、、ります。」

『、、、。』







これ、我慢できる男いる？？？







『えーっと、、、今まで優しすぎた？俺』

「ううん、すごく、好き」

『あー。そっか。そうだった。』

「？」

『忠臣が好きなんだもんね。』

「ふふ笑」

『笑った。』

「好きだけど、忠臣さんとしたいとか思ったことないよ！」

『うーん、、、複雑』

「なんで？」

『あれは忠臣だけど俺だから。思ってほしいようなほしくないような、、、』

「ド○○キはするよ？」

『、、、うん。嬉しい。』







ふと時計に目をやると、1時になろうとしていた

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