検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:61,247 hit

49 ページ3

何度かキスを重ねられて、すぐに抱きしめられる




『あの日俺、がっつきすぎたなー、って。初めての子に対してめちゃくちゃカッコ悪いな、と。』

「そんなこと、、」

『だからね、我慢、してました。』

「しなくていいよ?」

『うーん、、。』




私を抱きしめたまま、体を揺らす




『わかった。ほんとにやばいときは、する。』

「うん、、。」

『やばくなくてもするかも。』

「ふふ。」




体を離されて目が合うと、ほっぺにキスされた




『ほんとは今もしたいんだけどさ、、さすがにセリフ量がだめだわ。』




裕貴くんは机の上に置いてあった台本を手に取った
お寿司をこっち側へ置いて、食べながら台本をめくってる




「ごめん、私邪魔だよね?片付けて向こう行ってるね」




最後の一貫を口へ運び片付けようとすると、腕を掴まれた




『あ、それ。いっつも思ってたんだけどさ、俺が台本読んでたらなんで離れんの?』

「え、、邪魔かな、って」

『邪魔だったら台本持って来ないよ。』

「でも、近くにいたら集中できないでしょ?」

『、、、誰だと思ってんの。いいからここにいなさい。』




そう言うと二人分の器とコップを持って、
キッチンへ行ってしまった




「え、私やるよ!」

『いーから。そこにいんしゃい。』

「いんしゃい、、。」





裕貴くんは慣れた手つきで洗い物をすぐに終えて、
ソファーに座って台本をとった
隣をぽんぽんと叩くと




『こっちおいで。』

「うん、、。」





恐る恐る隣に座る





『どこにいてもいいからさ。眠いなら膝で寝ていいし』

「いや、それは無理だよ!」

『そのほうが幸せなんだけど。』

「えええ、、、」

『ほれ。』





今度は膝をぽんぽんする
い、いいのかな、、。





調子に乗って、裕貴くんの膝にごろんと寝転がってしまった





『はい。よし。』





恥ずかしくて上を向けないけど、
裕貴くんの声が上から聞こえてきて、
優しく頭を撫でられてるのがわかった

つぶやくようにセリフを言う裕貴くんの声が耳に届く





私、、、
なんて幸せなんだろう

50…裕貴→←48



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
229人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぽんた(プロフ) - hさん» 見つけました!返信しました♡ (2023年2月23日 23時) (レス) id: 34b807099d (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - hさん» こちらこそありがとうございます♡最終章私も寂しいです、、笑 え!!!ほんとですか!!どこだどこだ!!?見たいけど見当たらない、、、!!涙 山田さんてなんかマニアックそうですよね笑 (2023年2月23日 23時) (レス) id: 34b807099d (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - いつも更新ありがとうございます!第3章おつかれさまでした!最終章すごく寂しいです😭先日文字数多く書けるメッセージから感想お送りしたのですがうまく送れていないかもしれずスミマセン汗、マニアックな(?)要素出すと喜ぶ山田さんすこです笑 (2023年2月23日 23時) (レス) id: 0bfdf4278f (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - hさん» えええ何度でも嬉しいですっ!!!文字数少ないですよね(;_;)何件でも送って下さい♡笑 もっと白目剥かせます!笑 (2023年2月13日 6時) (レス) id: 34b807099d (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - ぽんたさん» 感謝しすぎてありがとうございます2回言ってましたスミマセン汗、本当はもっと長文でコメントしたいのですが文字数が( ; ; )白目剥き続けてます! (2023年2月12日 1時) (レス) id: 0bfdf4278f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽんた | 作成日時:2023年1月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。