最終話 ページ42
裕貴に、キスされた
びっくりして固まってると
裕貴はもう一度、顔を近づけてきた
とっさに目を閉じる
、、、あれ？
目を開けると、裕貴のドアップ
「裕貴、、？」
『2回目、してもいいの？』
「だ、だめなの？」
『俺は100回でもするよ。』
「さすがにそれは、、」
『嫌？』
冗談かと思ったのに
裕貴の目は真剣そのものだった
私、男の人にこんなに迫られて
なんで、、少しも、怖くないの？
この先も、あるかもしれないのに、、？
「、、、して？」
裕貴は、はあ〜っとため息をついて
おでことおでこをくっつけてきた
ゼロ距離、、、！
『嫌だったら噛んでいいから』
そう言うと、
キスの雨を降らせてきた
「ん、、」
声が漏れる
やだ、こんな声恥ずかしくてしんじゃう
『ほんとに、、嫌だったら止めて、お願い』
チュ、チュ、と
唇をついばむみたいに
音をたてながら
「ふ、」
『好き、好き』
ほんとに100回する気、、？
頭がぼーっとしてくる
もう、されるがままの私
裕貴のこと以外、
何も考えられなかった
どれくらいキスしてただろ
裕貴が唇を離して
こっちを見たから目が合って、
こんなに色気のある人間がいるんだ。
なんて、冷静に思った
「、、、キスって、気持ちいいんだね」
『俺のほうが気持ちいい』
「そんなはずない」
『ある』
「もっとしたい、、」
裕貴は驚いた顔をして
顔が近づくけど、離れてしまった
「え、、」
『ごめん。だめ。』
「なんで？」
『だめ。止まんなくなる』
「えー、、ずっとしててもいいよ？」
『いや、、、その先にいっちゃいそうだ』
裕貴は私の胸に、トン、と頭を預けた
そっか、、男の子なんだもんね、、
「ごめんなさい。」
『なんで謝る〜、、、』
「いや、私、人の気も知らないで、、」
ぱっと顔を上げた裕貴は
ふふふっと笑ってみせた
『ほんとだぞー！こんにゃろ！』
ほっぺをつねられた
「こんにゃろって、、笑」
『なによ！？』
「古い。」
『え！？いやいや同い年！！』
「古い〜。」
『なによ！恥ず！！』
さっきまでの雰囲気はどこいったの？ってぐらい
裕貴のこどもみたいな笑顔がはじけてた
「ねー裕貴」
『んー？』
「ずっと一緒にいてね」
『当たり前でしょ』
「ずーっとだよ？」
『そっちこそ。』
「うん。大好き」
fin.
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←40 …裕貴
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽんた(プロフ) - 青さん» 青さんコメントありがとうございます。この度は不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。以後、気をつけます。ありがとうございました。 (5月4日 11時) (
レス) id: 34b807099d (このIDを非表示/違反報告)
青 - まだだいぶ早いですがこんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません｡｡｡ この物語芸能人設定ではなくて学生さん設定 なんですね｡｡｡ それならそれで前もって作品紹介の所に書いて いて欲しかったです｡｡｡ ちょっと残念でした｡｡｡ (5月4日 11時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - 茉白さん» 茉白さんいつもありがとうございます♡なんと！！私の作品が好きと言って下さったの初めての方です、こころで握手させてください！笑 ありがとうございます！先輩シリーズが終わったらこちらの続編も視野に入れてみます！♡ (2023年2月5日 22時) (レス) id: 34b807099d (このIDを非表示/違反報告)
茉白(プロフ) - ぽんたさんの作品ほんとに大好きです♡完結しちゃってますが、これから夢主ちゃんと山田さんがどうなって行くのかめっちゃ気になります・・・！ (2023年2月5日 21時) (レス) id: 9190acf184 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ(プロフ) - ぽんたさん» 今一気に見てしまいました！！！すごく面白かったです！！！応援してます😊 (2023年2月4日 3時) (レス) id: 546ce68c7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんた | 作成日時：2022年11月21日 23時
