独り占め【水田信二】 ページ36
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『ただいま』
そう大好きな人の声が聞こえればパタパタとスリッパを鳴らし玄関へ向かう
「信二くん、お帰りなさい」
『ん、ただいま。疲れた』
そう言ってぎゅっと抱き締められれば
「ほら、リビング行こ？」と軽く宥めた
若干不服そうな顔をしながらも素直に従えば2人でリビングへと向かった
リビングへと戻れば信二くんはソファに座って自らの膝の上に乗るよう指示される
遠慮気味に上に跨って座れば少しだけ上目遣いで見つめる信二くん
その可愛らしいタレ目の奥の綺麗な瞳に吸い込まれてしまいそうなくらい見入ってしまう
ただ1つ、独占欲が強いところが少し恐くて
『今日もちゃんといい子に待っててくれたん？』
「うん、ちゃんと待ってたよ」
"偉いなぁ"なんて頭を撫でてくれる
「あ、でもゆずるくんから彼女さんの相談で少し電話したかな」
そう言い信二くんを見れば表情は少し冷めていて
『ゆずると連絡取り合ってたん？俺知らんねんけど』
「あ..前に劇場前で信二くん待ってる時に交換して...」
『Aはさ、俺の事好きなんやろ？』
『俺以外、見る必要も連絡取り合う必要も無いやんか』
『ほんで何？ゆずるくんって呼んでるん？』
上目遣いなのにその視線は凍てつく程で しまった、なんて思った時には既にもう遅くて
首の後ろに手を回され引き寄せられれば噛み付くようなキスをされる
下唇をかぷっと噛まれたり舌を出すように言われそれに従えばちゅう、と吸われたり
「んん、 っ」
キスに夢中になっていれば信二くんの膝がぐっと上に上がって下着越しに其処をぐりぐりと刺激される
その刺激に疼き始める其処を鎮める為に脚を閉じようとすればそれを阻止するように内腿を押し広げられた
蕩けてしまう程厭らしいキスとその部分への刺激に頭の中は真っ白になって
私のか信二くんのか分からない涎が口の端から零れ落ちた
唇を離せば首筋まで伝ったを涎を信二くんがべーっと舌を出し舐め上げる
そのまま首筋に顔を埋めればピリッと首許に痺れが走って付けられたのは俺のモノ、という所有痕
2つ、3つ..と数を増やしていくそれを信二くんは満足気な笑みを浮かべて見つめる
そのまま私のシャツのボタンを外し始めれば直ぐ様ブラのホックを外して胸に触れた
普段ならもっと焦らしてくるのに
今日の信二くんは機嫌が悪い
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朔(プロフ) - りんごひめさん» コメントありがとうございます。機会がありましたら続編も執筆しようと考えておりますので今暫くお待ち頂けたらと思います。 (2020年7月27日 4時) (
レス) id: de7fd9f12e (このIDを非表示/違反報告)
りんごひめ(プロフ) - いつもキュンキュンさせて頂いております。続編は考えてないということですが、もっとお話を見たいなと思ってしまいました。。。気が向いたらぜひ続編お待ちしております！ (2020年6月24日 14時) (レス) id: cdfc7d0f8f (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - 完結おめでとうございます。愛読させていただいてました。いつもキュンキュンしてました。特に川西さんと水田さん、濱家さんのが良かったです。また次回作あったら愛読させて頂きます。 (2020年4月20日 16時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - Minminさん» 初めまして、素敵なコメント有難うございます。 私自身の中では続編は考えておりませんでしたが当作品の次パートよりリクエストを受け付けたいと思っておりますので若し御希望ございましたらその際に是非仰って頂けたらと思います。お手数お掛けしてしまいすみません。 (2020年3月28日 15時) (レス) id: de7fd9f12e (このIDを非表示/違反報告)
Minmin(プロフ) - 初めまして。いつも読ませていただいています、一つ一つの作品がキュンキュンして大好きです！リリーさんに寝取られたお話(人のモノほど…)の続きって書く予定ないでしょうか？リクエストというわけではないですが気になったもので…。これからも活動応援してます！ (2020年3月28日 13時) (レス) id: 21cab2710f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔 | 作成日時：2020年2月23日 21時
