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「ぁ、だめ..リリー、さん ...」
『ん、その割に気持ち良さそうな声出してるじゃないすか』
ちゅ、ちゅ、と態とらしく音を立てて執拗に吸い付くから次第にふわふわとする脳内
「ほんとに、だめなの.. おねがい、」
涙で歪む視界の中で必死にリリーさんを追えばそう懇願するも勿論そんなものは無駄で
『何がお願いなんすかね、 あ、若しかして』
そういって唇を離せばリリーさんの手が下に伸びた
「ゃ、 ん.. だめ、 !」
『そういう事っすか、びしょびしょですもんね』
「ん、おねが、 .. っ」
『我慢出来ないんでしょ？早くお強請りしてよ』
敬語の抜けた彼の口調に身体が震えた
奥底から熱い何かがじわじわと大きくなる
「..欲しい、から.. リリーさんの、ください...」
『ちょっと物足りないけど、俺も我慢出来ないんで入れますね』
そういうと直ぐ様下に纏う衣類を全て脱ぎ自身には薄いそれが覆われた
私の下着もするりと脱がせれば少し荒々しい手つきで私の腰を掴んではゆっくりと奥まで挿し込んだ
「ぁ、 っ.. らめ ..」
『Aさんのナカ、すげえ良いっす.. 』
目を瞑り快感を得る彼
汗ばんだ額が、首筋が、私を欲を掻き立てた
下からとんとん、と一定のペースで突かれればその度に口許からは甘い声が洩れてしまう
その度にナカでリリーさんのソレが質量を増していっていて
「ん、っぁ、 らめ、 きもち..」
背中をぴんと伸ばしイきそうになるのを堪えればそれに気付き ラストスパートをかけるように下から打ち付ける腰の速度を速められた
目の前がチカチカとすれば無意識のうちに首に回し、腕の力を強めぎゅっと抱き着いて頭に顔を埋める
髪の毛から匂うシャンプーの香りに酔ってクラクラとしてしまう
「イっちゃ、リリーさん、 イく.. っぁ ! 」
『俺もイきそ、です ... Aさん.. っ、 』
私が果てた後に締め付けによって直ぐに果ててしまったリリーさん
膜越しにリリーさんの熱い欲が吐き出されてそれを感じながら汗ばんだ身体を密着させ眠りに落ちた
.
『人のモノほど、欲しくなっちゃうんですよね』
『Aさんも同罪ですよ』
そういって唇を重ねた彼との罪はまた増えてしまうのだろうか、そんな不安があの日を境に出来てしまったのだ
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朔(プロフ) - りんごひめさん» コメントありがとうございます。機会がありましたら続編も執筆しようと考えておりますので今暫くお待ち頂けたらと思います。 (2020年7月27日 4時) (
レス) id: de7fd9f12e (このIDを非表示/違反報告)
りんごひめ(プロフ) - いつもキュンキュンさせて頂いております。続編は考えてないということですが、もっとお話を見たいなと思ってしまいました。。。気が向いたらぜひ続編お待ちしております！ (2020年6月24日 14時) (レス) id: cdfc7d0f8f (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - 完結おめでとうございます。愛読させていただいてました。いつもキュンキュンしてました。特に川西さんと水田さん、濱家さんのが良かったです。また次回作あったら愛読させて頂きます。 (2020年4月20日 16時) (レス) id: cc9c552fc9 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - Minminさん» 初めまして、素敵なコメント有難うございます。 私自身の中では続編は考えておりませんでしたが当作品の次パートよりリクエストを受け付けたいと思っておりますので若し御希望ございましたらその際に是非仰って頂けたらと思います。お手数お掛けしてしまいすみません。 (2020年3月28日 15時) (レス) id: de7fd9f12e (このIDを非表示/違反報告)
Minmin(プロフ) - 初めまして。いつも読ませていただいています、一つ一つの作品がキュンキュンして大好きです！リリーさんに寝取られたお話(人のモノほど…)の続きって書く予定ないでしょうか？リクエストというわけではないですが気になったもので…。これからも活動応援してます！ (2020年3月28日 13時) (レス) id: 21cab2710f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔 | 作成日時：2020年2月23日 21時
