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12話 ページ14
Hk
それと同時に分かったこともある。
伊野ちゃんは薮と同期で、俺も薮と親密な時間を過ごしてきたとはいえ、俺が薮と出会ったのは伊野ちゃんと薮が出会った一年後で。
つまり何が言いたいのかというと、俺より早く認識しているはずの伊野ちゃんのことが分からないということは、俺のことを忘れていることもあわせて考えればJUMPのことも覚えていないということ。
俺がそんなことを考えていると、
Yb「八乙女さん、すみません。
疲れたので寝てしまっても良いですか？」
と声がかかって少し無理させたなと思いつつ
「良いよ。おやすみ。」
と言うと、薮は夢の中に入っていった。
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作者名：奏花 | 作成日時：2019年7月20日 23時
