コウカンサツジン ページ7
それから、皆は口々に
あいつに死 んでほしい
居なくなって欲しい
と口々に漏らしていた。
でも、誰も本当に恨んでいる人は云っていなかった。
浮田「捕まらないなら殺したいけど、捕まるでしょ?」
別に、捕まらないのに。
上手く誤魔化せば捕まらないのに。
そう思っていると、手塚さんが
手塚「警察って、先ず被害者の知り合いで殺しに繋がる動機のある人間がいないか
調べるんです。
だから、些細なことでも動機があれば結局捕まると思います。」
と云った。
なら、
それなら、何故私は今まで捕まらなかったんだろう。
些細な動機で殺 していたのに‥‥
警察は優秀って云うらしいけど、
どうなんだろうね。
そこから、久住さんの
「じゃあ、逆に動機がなければバレにくいんですか?」
と云った。
その言葉に手塚さんが頷いた。
それから、お互いの殺 したい人を交換すればバレずらくなる
『‥‥交換殺 人』
誰にも聞こえない様に、そう呟いた。
そして、赤池さんが
「皆さんのそれぞれ聞いてみたいですけどねぇ」
と云った。
紙に殺したい人の名前を書き、一つにまとめた後、一人ずつ引いていく。
私は、紙に 彼氏の名前 を書いた。
それを、缶に入れる。
久住「じゃあ、さっき言ったように、クリスマス会のプレゼント交換した時の
容量でいきます」
場に似合わないような明るい音楽が流れる。
紙を引いた。
紙には小さく 赤池美里 と書いてあった。
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イメ画
https://picrew.me/image_maker/28224/complete?cd=rMFsgBzvro
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作者名:七海 彼方 | 作成日時:2019年9月16日 22時