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その後 ページ4
それから、数年が経った。
沙和の両親は私を沙和だと思っている。
親友が死んだ事により、記憶があやふやになった子
として生きてきた。
高校を卒業して、東京の大学に入学と同時に上京。
キウンクエ蔵前というマンションに住んでいる。
ちょっとした好奇心で、彼氏を作ってみたものの
D V彼氏?って云うモノだった。
そろそろ殺 したくなってきた。
言い忘れていたけど、こっちに来る前、
詰まり高知に居たころにも何人か
殺 しちゃった。
最初は沙和みたいに死 のうと思った。
けど、沙和と同じことを考える事が出来る、今を忘れたくはなかった。
だから生きている。
嗚呼、もうすぐ住民会の時間か。
仕方がない。
『いってきます。‥‥沙和』
?〈うん。いってらっしゃい、A。〉
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名:七海 彼方 | 作成日時:2019年9月16日 22時