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蜂須賀｢主、ちょっといいかな？｣
｢はっちじゃん。どうしたん？｣
蜂須賀｢君に渡したい物があって…はい、これ。遅くなってすまなかったね｣
｢おっ、私のパーカーじゃん！わぁーすっごい綺麗になってるー！｣
蜂須賀｢洗濯をし終わったあと毛玉とかを綺麗に取り除いたよ。これからも大事に俺のを使ってほしいからね｣
｢おお〜！さすがはっちですなぁ！もちろん大事にしますよっ｣
新品…！とまではいかないが、それでも丁寧に整えられた自分の服をみて次に蜂須賀の方をみれば彼もにっこりと笑みを浮かべてくれる
蜂須賀｢…主。俺の話を聞いてくれるかな｣
｢うん？なぁに｣
蜂須賀｢時々夢を見ることがあったんだ。そこはどこもぼんやりとしていてよく分からない。ただ、ひとつだけ…何か聴こえてくる。それは言葉なのか何なのか……分からなかった。だが、日にちが経つにつれて聴こえるものが近付いている気がしたんだ。
そして、ぼんやりとしていた視界も少しずつ見えてきたその場所はひとつの部屋。木の柵で囲まれた布団…いや、ベッドと言うんだったかな？その近くに棚が2つ……そこに飾られているのは“俺たち”だった。
きっと君の現実世界で生活する部屋なのだろう。この本丸へと落ちてきたグッズであった『蜂須賀虎徹』が“君といっしょに帰るために迎えにきた。今、君を安全に帰らせるために準備に時間がかかってすまない”と俺に伝えてきた。｣
｢え………？帰る……？｣
蜂須賀｢ああ。あの始まりの5振りは君を現実世界へと戻すためにやってきたんだ。恐らくそれぞれ夢の中から伝えにきたんだろう｣
いきなりそんなことを言われて正直戸惑いを隠せず困惑しているとぽふっと肩に重みを感じ隣を見上げると歌仙兼定と加州清光が立っていた
｢かせ…ん…？きよ、みつ……｣
歌仙｢あの子たちはまだ君の元へ来て日にちが浅い。物が心を宿すにはかなりの時間が必要とされる。だが、大切な主を連れ戻す為にと5つの想いが時を超え、君の元へ辿り着いた｣
清光｢主。あの子たち小さい力で一生懸命頑張って迎えにきたんだ。それも、主が物を大事にしてくれた心があの子たちに力を与えてくれたんだよ。だーかーら、俺たち、あの子たちの想いを無駄には出来ない。俺たちだって主を元の世界に戻してやりたいって気持ちあるからさ。手助けしてやんないと。俺たちを助けてくれたきみに恩返ししなくちゃね？｣
国広｢あんたの帰る処は作り出されている。主、帰る準備を整えるんだ｣
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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ！！コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます！ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして！とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント！！ありがとうございます！！すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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