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鬼丸｢あんたは甘い味付けが好きか。その他は悪くない｣
一期｢………お、おにっ……鬼丸国綱ァ…！？あなた…！そ、それ1口で食べる馬鹿が何処にいるんです！？主が、作ったんですよ！？もっと味わって食べるもんでしょうが！｣
鬼丸｢なんだ、飯が食いたいなら一期も食えばいいだろう｣
一期｢ｯｸｩ……！この刀は……！刀が羨むｼﾁｭｴｰｼｮﾝの全てを貰った奴だというのにこの鈍感さを恨みますなぁ！｣
｢他だってあるし、おにぎりだってまだ残ってるよ？｣
一期｢私は主のが食べたかったんですよっ！鬼丸殿の件であそこが取り合いになっているの分かりますか！？こんな事ならば私もお弁当係に立候補していれば良かった…！｣
ダァァン!
光忠｢なんだって？｣
地面に響く大きな音とゆらりと揺れながら起きた大きな黒い影
その男の腕にはひとつの刀。鈴口をｶﾁﾝｯ＿…と鳴らし我先にと群がっていた男たちは異様な雰囲気にピシリと身体が固まる
光忠｢そんなにさぁ…主のが作ったやつがいいの？きみたちさ、次郎さんが宴を開きたいって言ってた時お弁当作りは僕たちに任せたいって満場一致だったよね？僕らならば美味しいものや酒のツマミになるものを作ってくれるって分かってるからでしょう？
僕だって今日の宴の為に美味しいものを作ろうって張り切ったさ。だから、本丸で採れる美味しい野菜や良いお肉とかあとは彩りなんかもこだわって誰にでも楽しく美味しく食べて貰おうって準備したんだ。
主はただお手伝いに来てくれただけだよ？それをさぁ…自分が手にしたいが為にご飯の取り合いとかくだらない事しないでくれる？僕はそういうもので今日の為に準備してきた訳じゃない。きみたちが僕を指名したんだよね？それなのにお弁当係になりたかっただって？主が居なかったらやらなかったでしょ？ねぇ、一期くん
あと、長谷部くんもさ。みんなに余計な一言言ったからこんな事になったんだからね？僕らが一生懸命作ったお弁当で遊ぶなら食べなくていい｣
長谷部｢……っ、す、すまない……み、光忠｣
小狐丸｢……あ、あああ…！よ、よく味わって食べなければならぬ…！｣
彼のご機嫌を損なわぬようにそそくさと皆が皿に盛ってはけていく中鬼丸国綱に絡んでいた一期一振の元に黒い影が迫っていく
光忠｢きみはまだ主のがいいの？｣
耳に届く低音は肝を冷やす様な声質で鞘から銀色の刀が見え隠れし黒い髪の毛の間にはギロリと輝く金色の瞳が見つめている
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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ！！コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます！ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして！とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント！！ありがとうございます！！すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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