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静｢物吉…堀川…｣
にっこりと満面の笑顔を見せてくれる2人に心に生まれた黒いモヤが晴れたような気がした。
そうか、皆同じ気持ちなんだ。主にも伝わっている。
俺が今できることをやればいいんだ。そして、小さき大切な主を壊してしまわぬように少し離れた場所で見守ろう。
ぶわりと強い風が吹き出し、反射的に腕で顔を隠し戻しながら空を見上げると一瞬キラリと何かが光った様な気がして黒い物が頭の上へと降ってきた
静｢いたっ…！っ、な、なんだ…！？｣
堀川｢だ、大丈夫ですか…！？｣
物吉｢ん……？これは…？｣
地面に落ちている見慣れない物を手にしてじっくりと観察してみると見知った人の顔が頭に思い浮かんだ。
物吉｢この板に描かれている人物って陸奥守さんですよね？随分と不思議な形をしていますが……｣
堀川｢確かに陸奥守さんですね…何処からどうやって上から降ってきたんだろう…｣
静｢っ…！待て。その物から主の霊力を感じないか…？もしかしたら、主の大事なものかもしれない…！｣
物吉｢えっ…あっ…！意識してみれば…！主様の力を感じますっ…！！主様はお部屋にいるんですよね？これをお届けしましょう！｣
堀川｢2人は先に行ってて！僕はこれを片付けてから行くから！｣
静｢堀川、すまない…！頼んだ｣
物吉貞宗は主の力を感じる陸奥守吉行の板を大切に両手の中へと握り締めて、審神者部屋にいるはずの主の元へと向かっていく。
襖を叩き入室の許可を貰い中へと入れば今日の護衛当番の江の刀たちと共に居た
豊前｢2人ともどうしたんだ？今日は掃除をするって言ってなかったか｣
静｢ああ、掃除をしている最中に空からある物が降ってきてな。それを主に確認して貰いたくここに来た｣
物吉｢主様、こちら見覚えありませんか｣
｢え……な、なんで……？静形、これが空から降ってきたの？｣
静｢ああ。俺の頭にぶつかってきて…っ、もしかしたら壊れているのか？す、すまない！太陽の眩しさに目をつぶった瞬間に来たから避けられず…主の力を感じたものだから大事な物だと思ったのだが…！俺が触れてしまったせいか、本当にすまない…！｣
｢待って待って静ちゃん！壊れてないから大丈夫！この素材割と硬いものだろうから簡単には壊れないよ。これさ…家に飾ってたｸﾞｯｽﾞだわ…多分自分のだろうけどビックリしちゃったわ｣
篭手切｢ぐっず…？それって主が話をしていたコツコツ集めていた私たちのかぁどやらきぃほるだぁなどの事ですよね？｣
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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ！！コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます！ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして！とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント！！ありがとうございます！！すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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