生身ノ人間。美味シソウな魂。ボクが頂くよ ページ20
大倶利伽羅は刀を抜き2人に刃を向けるが、妖を斬った刀では無い。奴の隙を狙って引き離すことが出来るのかも五分五分。
俺には奴に抵抗出来るほどの霊圧を持っている訳でも無く、どういった攻撃手段を持っているか判断出来ない以上剣術で勝てるかも不明だ。
あいつが意識を取り込まれてしまった以上最優先で結び目を斬らねば持っていかれる
奴を斬るか、あいつの目を覚まさせるのが先か
光忠？｢…大倶利伽羅。ボクの隙を伺っている様だけど…キミの主はどんどんとボクに吸われていくよ？生身ノ人間ってトッテモ美味しいんだァ…ここから霊力がね漏れていたの知っているかい？ボクらみたいなモノには恰好のエサだったよ。｣
伽羅？｢人間の魂に惹かれて入り込んだか…！｣
光忠？｢ふふふふふふ。この子、1人になる事が多くて魂に繋げやすかったんだァ。キミらも随分と気が緩んでイタカラ。｣
伽羅？｢…ッ、くそ…！｣
最初から魂にコイツが絡み付いているならば出るタイミングをずっと狙っていたという事だ。
この人間がどのように生活をし誰に擬態すれば懐に入りやすいか。
俺の声を届かせるにはあんたに直接触れなければ。
刀を握り締め一気に間合いを詰め振り上げる
当然奴は回避するがほんの僅かに奴の拘束が外れ腕が見えた。
伽羅｢……………おい！！！……………俺の声を聴け！！！あんたの隣にいるのは光忠ではない！！｣
目の前が真っ暗だった。
その時にグッと腕に強い痛みと耳に聞き慣れた声が入ってくる。
この声は伽羅だ。私の、大倶利伽羅。
そうだ、伽羅と話をしていた。なら、自分に話しかけてきたのは誰？
｢伽羅…？ウチ、誰と話を……｣
光忠？｢クソ、邪魔が入って戻ってしまった。モウイイ。我慢、出来なかったんだ。ここでタベテイイヨネエ？｣
｢え…………ヒッ……あ、あああ………｣
意識が戻った時。腕に抱かれていたのは燭台切光忠だと認識していたナニカ。見えていた姿も顔も真っ黒で全体がドロドロとしている
伽羅｢ソイツを拒絶しろ！あんたが本心から拒絶しなればソイツは離れない！後は俺が斬る…あんたは拒否をしろ！｣
口なのか分からない大きなものがぱっくりと開けられて自分へと迫ってくる
｢う、うわああああああああああああああああああああああああぁぁぁ！！！！！｣
嫌だ。嫌だ！！！！死にたくない、死にたくない！！
こんなもので殺されたくない……！
助けて
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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ！！コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます！ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして！とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント！！ありがとうございます！！すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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