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光忠｢さぁ、いこうか｣
｢うん…って、そっち違くない？こっちに部屋があるんだけど｣
光忠｢ん？何言っているんだい？こっちだよ｣
｢あれ…そうだったっけ？ごめんごめん｣
厨から出て部屋のある方へと歩き出そうとすれば光忠に止められて違う方角へ導かれ疑問が浮かんだが光忠がそう言うならばあっているだろうと思い込み、彼に肩を抱かれながらその方向へと歩き出す。
光忠｢……主、もう少し早くいこう｣
｢え？何、どうした…ってみ、光忠…！廊下で走ったら怒られちゃうって｣
光忠｢誰かに見つかったらまずいから、はやく、いこう｣
｢なんで？ちょ、ちょっと…！｣
グイッと腕を引っ張られて歩くスピードが早くなる彼に困惑してしまう。普段ならばこんな風に手荒い真似はしないはずなのに
｢おい、待て。ソイツの手を離せ｣
誰かの声が聴こえて小さな舌打ちが耳に入ってきたのは気の所為か
光忠｢どうしたんだい。大倶利伽羅｣
伽羅｢……どこへ行くんだ｣
光忠｢審神者の部屋にいくんだよ｣
伽羅｢部屋は逆だ。分かっているだろう｣
光忠｢…あれ、そう、だったかな？ごめんね。ちょっと間違えちゃった｣
伽羅｢分かったならソイツの手を離せ｣
光忠｢……駄目だよ。この子は渡せない、ねぇ、主……君は、僕と一緒にいたいよね｣
｢え………？あ………う、ん………いっしょ、に………｣
あれ、
なんだろう、何か、変だ。
光忠？｢うん、そうだよね。僕と一緒がいいよね。ふふっ…嬉しいなぁ……｣
伽羅？｢……光忠……いや、お前は燭台切光忠では無い。お前は誰だ｣
光忠？｢酷いなあ、大倶利伽羅。僕は燭台切光忠だろう？ほら、ちゃんとよく見てよ。ふふ、
2人の声が遠い。存在が認識出来ない。
自分は今、誰と話をしていたんだっけ？
伽羅？｢……その人間を連れていくことは許されない。話が分かるならば解放しろ｣
光忠？｢……嫌だなぁ。ここで刀を抜くのは、怪我を負ってしまうかもしれないよ？｣
伽羅？｢ッチ……おい、聞いているか。あんたがソイツから離れろ｣
光忠｢……あは、あハハ…！君のコエはもう聞こえていない。ボクの意識の中に入りこんでしまってイルから｣
伽羅？｢お前を斬れば済む話だ｣
光忠？｢ふふ、フフフッ…キミに斬れるのカイ？妖を斬った刀では無いのに。アア、もう時間がないんだ。悪いケドかえらなくちゃ｣
伽羅？｢見過ごすと思っているのか｣
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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (
レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ！！コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます！ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして！とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント！！ありがとうございます！！すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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