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光忠「全く…!ごめんね、この人驚かす事に命かけてて…鶴さん?余計な事ばかりするんだからここ立ち入り禁止って言ったよねぇ?」
鶴丸「光坊〜そんなおこっちゃやぁよ」
光忠「もう1発入れられたいのかな?」
鶴丸「すいません。遠慮しておきます」
光忠「はいはい、出てった出てった。ごめんね
紗苗ちゃん。早速手伝ってもらっていいかな」
紗苗「はい!なんでも言ってくださいっ」
光忠に色々と指示をしてもらいながら初めてのご飯を作り大広間で食事を行う。その光景はとても賑やかで楽しい時間を過ごせた。
「紗苗ちゃん、これから色々教えていくからよろしくね」
紗苗「はい!よろしくお願いします!」
審神者様と共に鍛刀や出陣編成、書類作成など審神者の仕事について教えてもらったり実際にやってみたりなど覚えることは沢山あり必死に頑張っている中でも刀剣の皆さんは優しくしてくれてここが心地の良い場所だと思えた。
「紗苗ちゃん物覚えがいいから凄いね!」
紗苗「そうですか?私はいっぱいいっぱいですけど…」
厚「十分やってると思うぜ?大将だってここまで来るのに色々やってきたもんなぁ。安定期に入ったのだって最近だし、最初の頃は苦労しまくったよ」
「ねー強い敵がまぁ倒せない。レベルが全然足りないって何度心折れそうになったか。今では本当にみんなの成長が成果となって現れてるのが嬉しいんだよねー」
厚「ははっ!そうだな!」
紗苗「私、審神者さんみたいに皆さんともっと仲良くなって信頼関係を築いてこの本丸の2代目として胸張って言えるように頑張ります!審神者さんの築いてきた歴史を守るのも私の仕事ですよね」
厚「おお!いい心がけだなー!良かったな大将!」
「ははっ…まさかそんな事言われるなんてね。嬉しいのとびっくりしたので泣いちゃいそうだよ。うん、貴女を選んで良かった」
その時の審神者様の笑顔はとても輝いて見えました。
そして、それを見つめる初鍛刀の厚様も眩い笑顔で私はその光景を忘れる事は無いでしょう
後継者の子と刀剣男士は上手くいっているようでお手伝いをする姿や遊んでいる姿などをたまに見ることがあって霊力も馴染み始めていた。
正式に引き継ぎが決まれば私はお役目御免だ。
あとはもうその時までのんびりと過ごすだけ。
午後の暖かい日差しが縁側を照らしそこでひとり足をぷらぷらと揺らしながらゆったりと流れる雲を見つめていた
三日月「思音。ジジイも隣いいか?」
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オト(プロフ) - いろえんぴつさん» わぁぁ!初めてのコメント!ありがとうございます! (2021年2月23日 13時) (レス) id: 38ca49a245 (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - 完結、おめでとうございます。あかん、選曲間違って涙止まらん… (2021年2月23日 13時) (レス) id: c175a64265 (このIDを非表示/違反報告)
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