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一期｢これから遠征だからね。暑いけれどこれが正装だから｣
後藤｢内番の時も長袖だよなーもっと楽していいよって言われてるんだからさぁ｣
一期｢ああ…今年は少し考えようかと思っていたんだよ｣
暑そうにﾊﾟﾀﾊﾟﾀと手で仰いでいると襖が開いて誰かが入ってきた
｢たのもぉー｣
秋田｢あれ主君？どうしたんですかぁ｣
｢遊びにって…うげっ！い、一期がいるっ｣
一期｢…主なんですかその格好はここがどこだかお分かりでございますか｣
いつも1本縛りであった髪型は緩めの団子にしておりその細い首から鎖骨まで惜しげなくさらけ出されﾊｰﾌﾊﾟﾝﾂから伸びる女性特有の柔らかそうな太ももから足首まで全て出ており無意識に見てしまうのは本能というものだ
｢ひとりの時しかこの格好してないし…｣
一期｢ではなぜこちらに｣
｢つまんなくなったから短刀ちゃんたちと遊ぼうって思って｣
一期｢はぁー……あなたという人は……いくら信用する弟と言えど男です。そんな所に無防備な格好で来るなど危機感が無さすぎでは｣
｢もぉーいち兄カタすぎぃーねー厚｣
厚｢え？あー今更大将に言っても無駄だと思うぜ？｣
秋田｢僕たちの前ではかなりラフですね｣
後藤｢おーなんか慣れた｣
一期｢貴女はしれっとドヤ顔しないでくだされ｣
｢まぁ、こんなちんちくりんの私に手を出そうとする人なんていないでしょー｣
ドヤ顔のまま答えれば顎に手をやり少し考える素振りを見せた後妖艶な笑みを浮かべて形の良い口が開く
一期｢ほう、楽観的な考えをお持ちの様で。では、私が御相手となりましょう。その姿でこちらへと参られたのですから文句など御座いませんよね？｣
一気に間合いを詰めて壁へと追いやり少し広がっている太ももの間に自分の片脚をするりと挟み込みながら左手を足元から上へと撫でるように持っていき同時に持ち上げられる服の下から見えるお腹に添えながら中へと侵入しもう片方は自分のﾈｸﾀｲへ手をかけ少し緩める素振りを見せつける
｢ふぇっ…！？あ、あの…いち兄っ…｣
一期｢ｸｽｯ…愛らしい反応をいたしますな。その白い首元…噛み付きたくなる｣
赤く染まり始める顔を見つめながら壁に肘をつき更に距離を詰め耳元で囁き反応を見ればその身体はふるふると震え始め目元には光に揺れる涙がゆらゆらと揺れ始めている
｢いち、にぃ…本当…無理…そんな、免疫ないから…ぁ…｣
ギブアップと言わんばかりの頭から煙を出しズルズルと力を無くし床へと崩れていく主は両手で顔を隠してしまう
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