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長｢はっ？お、おい一期一振。お前まで何を言っているんだ｣
｢さあさあ、本日の誉である小夜。そして白山吉光。今から本丸の案内をするから着いてきてねー｣
一期｢私もお供致します。弟たちに無事に迎える事が出来たと報告もせねば。あとは部屋や生活についても教えないと。ああ、とっても忙しいですな！｣
長｢主！一期！待ってください！仕事はやらないつもりですか！｣
ようやく長谷部の声が聞こえたのかくるりと2人して振り返るがその顔はキョトンとした顔でお互いの顔を見た後にニッコリと笑顔を作るとあとは宜しくと言ったようにルンルンでそのまま歩き出す
この本丸にも名刀が徐々に集まりだし賑やかな毎日が更にうるおいそれぞれが自由に過ごす日々を送る
新たな仲間。新たな思い出。
そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿新たな問題と出会う
｢ふぅん。まぁ、最初なんて誰でもいいわ。私は使える物があればそれでいい。｣
だって、アンタたちは私をもてなす
さぁ、
使えない物でもそれまでのつなぎとして使ってあげるわ
女が率いる男たちは皆顔立ちのいい男たちが並ぶ
だが、どの男もその瞳は暗く光が消えかかっていた
この砦の長に気に入られた自分たちはまだマシな方
要らぬ存在にはただの道具として扱われ存在自体も適当に傷がつこうが何であろうが目もくれない。
壊れればまた次を繋ぎとして利用するだけ
何度でも繰り返されるこの行為を止めたくとも我々は何も出来ない。だからここに生まれてきてしまった彼らの無念の想いに謝ることしか出来ない。
不甲斐ない自分を、許してくれ。
自身を戒めることも出来ずにただその女に尽くす。
少しでも、自分に目を向けられている間は＿＿＿＿＿
どうすることも出来ずにここに囚われたままの我々を＿＿＿
｢協力してくれるかい？｣
信頼しているこの子たちの言葉なら
｢あるじさんのためにやるよ！｣
ここにいる刀じゃなくても大事な人だから
｢大丈夫だよ。＿＿＿＿とても辛かったね。今…楽にしてあげる｣
まだ心が残っているなら
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