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全員に行き渡ったのをみて最後のひとつを持ちその人の前に立つ
｢光忠。このﾁｮｺを作ろうと思ったのは貴方に渡したいと思ってたから、私が審神者になろうと思ったきっかけであり1番好きな刀この本丸に来てくれた時本当に嬉しかった。ずっと…大好きです｣
光忠｢有難う…僕はレアでもなんでもないのに、ずっと好きでいてくれて嬉しいよ。君の刀として顕現して毎日が楽しくて有意義な時間を過ごせているよ。本当に有難う｣
そう言って幸せそうに笑ってくれる彼の顔をみて泣きそうになるぐらい嬉しくなる
光忠｢うん、これ甘さ控えめになってて美味しいね｣
｢えへへ…食べやすい奴にしたくてさー｣
ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝのﾁｮｺは皆に好評でなによりも1番に渡したかった彼に喜んでもらえた事が嬉しかった。
いつも通りの朝。今日は自然と目が覚めて大きく伸びをする
｢ふぁぁー…いい天気だなぁ。布団干しでもやるかぁ｣
普段は巫女服を着ているが、動きやすいジャージに着替えて布団を入口の方へ持っていき向かう先は内番表
｢今日の洗濯は…国広兄弟か。丁度いいな｣
ぎね｢あれぇ…？主珍しいな｣
｢おおーおはようさん。目が覚めてさぁ、いい天気だから布団干しでもやろうかと｣
ぎね｢ああ、確かに。布団は入口に置いとけばいいのか？｣
｢そうだねーあと、部屋に戻るついでに近くの子たちにも伝えてきてくれません？｣
ぎね｢おお、わかったぜ｣
御手杵と別れたあと国広兄弟の部屋へ訪れその事を伝えたあと近くの三条の部屋も顔を覗かせる
｢おはようございますー｣
石切丸｢おはよう。今日は早く起きたんだね｣
｢へっへーん凄いだろぉー今日はいい天気だから布団干しやるぞぉ｣
石切丸｢ああ、わかったよ。ほらみんなも起きて｣
今剣｢うー………｣
三日月｢すぴー……すぴー……｣
｢みかちぐっすりじゃん、びっくりだわ｣
岩融｢なかなか起きない時がたまにあるのだ｣
｢わぁ、そっくりじゃーん｣
小狐｢ぬしさまはいつもですな｣
｢おーい三日月さーんおきてくださぁい｣
三日月｢……んむ……ことね……｣
うとうととしている天下五剣はなかなかお目にかかれんぞ。なんとか起こせばむぎゅうっとこっちに擦り寄ってくる。抱かれるのも中々ないな
小狐｢三日月。ぬしさまを困らせるでは無いぞ｣
三日月｢小狐は小言がうるさいぞ…思音ジジイを朝餉に連れてってくれ｣
｢介護をさせるなと長谷部に言われるのでは？｣
三日月｢言わせておけば良い。だめか？｣
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