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一期｢主！弟たちと共に資材を集めてまいりました！鍛刀を行いましょうっ｣
｢そんなやる気はとうの昔にポッキリと折れてしまったよ…この現状を打破出来る気がしない｣
一期｢まだ日にちはあります。私も一緒なのですから諦めないでくだされ｣
｢……思ったんですけど、一期の気合いが半端なく入り過ぎてるから白山ここに来たいと思われていないんじゃない？｣
一期｢な、なんと…！私の気持ちが邪魔を…？そんな…｣
ふらぁ…っと後ろに倒れ込むように膝を落とし壁に寄りかかった一期からは重苦しい雰囲気が漂い始め顔が引きつっていく
鶴丸｢主、アレはマズイんじゃないのか｣
｢あー…えーっと…ごめん、言いすぎました。そうだよね。せっかく弟たちと集めてきてくれた資材を無駄には出来ないよね。まだチャンスはある諦めちゃいけないよね｣
一期｢……あるじ……｣
｢もう一度頑張りましょうかっ｣
一期｢はい！｣
ぎゅっとお互いの手を握りあって気合いを入れ直し再び白山チャレンジを開催した結果＿＿＿＿＿
兼定｢なぁ、国広…あれは、主と一期一振だよな？一応聞くけど何があった？｣
堀川｢白山吉光が出なかったみたいだね…｣
兼定｢前に見た事あるように思えるのは気のせいか？｣
いつかの様に部屋の隅で今度は2人して体育座りをするその一角はきのこが生えるくらいの暗くずぅぅぅんと落ち込んでおり耳を澄ませばブツブツと白山吉光の名を光の篭ってない瞳で呟いている
｢白山……なぜだ……あと1日しかないのに…｣
一期｢……私の力が及ばない故に白山は来てくれない｣
｢一期は悪くないんだよ！主の運が悪いんだぁぁ！！うわぁぁぁ｣
一期｢申し訳ありません主殿ぉ｣
お互いが肩を寄せ合って慰め合うちょっとどうしようも無い雰囲気の中1振の男が近付いていく
長｢そんな所で何をなさっているんです？｣
｢はせべぇぇ……白山がぁでないよぉぉ｣
長｢ああ、まだ諦めてなかったんですね｣
一期｢私では白山を迎えることが出来ない。だがもう1日しか残っていない…くっ、どうすれば…！｣
長｢他の刀に任せてみたらどうです？意外に出るかもしれませんよ｣
一期｢どなたが適任ですか｣(その言葉を聞きｶﾞｯｼﾘと肩を掴む)
長｢そ、それは俺ではなんとも言えん｣
｢頭の切れる君の意見を是非とも聞かせてくれ。時間が無いんだ！頼む！！！｣
先程の落ち込みようはどこへ行ったのかと言うほどギラついた目付きで詰め寄る2人に対してほぼ動揺を見せないへし切長谷部も顔を引き攣らせながら距離を置こうとする
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