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｢ぬぁんだとぉ！！？？｣
光忠｢やめてくれないかな！全くっ一期くんも主を煽らないの！｣
一期｢申し訳ありません燭台切殿彼女は放っておきましょう｣
バッサリと主を見捨てるこのロイヤルにカッチーンと来た我は喧嘩を申し込もうと思います
｢おいコラ、ロイヤル王子はどこ行った！優しくしろ私の事キライか！｣
一期｢いいえ。好きですよ？これは愛情の裏返しですな｣
｢そんなの要らん！！｣
一期｢私の愛は拒絶するのですね。主酷いです｣
くすんっとまたハンカチを取り出しよよよと涙を流す真似をし出すその手を叩き落とす
｢泣き真似すんな！性格ぶっ飛びすぎだ！｣
一期｢はぁ、、困りましたな。ウチの主はどうして…｣
｢一期一振貴様表出ろやァァ！！！｣
光忠｢あーるーじー？｣
｢うわぁぁん！もういいもんっ今日皆にいいものあげようとしたのにぃ！スネてやるぅぅ｣
堀川｢あげないんですか？あんなに頑張っていたのに｣
｢どうせ誰も貰ったって嬉しくないもんっ！｣
長｢主、俺は貴女から頂けるものはなんだって嬉しいですよ？｣
物吉｢今日の為に作ったんですから！今持ってきますね｣
物吉が持ってきた箱の中には袋に包まれたﾁｮｺﾚｰﾄが沢山入っている
包丁｢お菓子！？これお菓子なの？｣
乱｢わぁぁ、かわいい！これって手作り？｣
｢……今日、ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝだから日頃の感謝の気持ちとして作った。あと、初期からお世話になった刀には別に用意もしてある｣
乱｢ありがとうあるじさん！すっごくうれしいよ！｣
小狐｢ぬしさまの手作り…これは勿体なくて食べられませんなっ｣
長｢主のて、手作り……！！長谷部感激でございます！！｣
獅子王｢俺のは特別って奴か？どっちもうまそうだな！｣
包丁｢いいなぁ厚兄さぁん！！｣
厚｢1口ならいいぞ、ほら｣
包丁｢わぁい！ん〜おいしい！！｣
一期｢主、私にはくださらないのですか？｣
みんながその箱に群がる中隣にいる一期は当然私に声をかけてくるがさっきの事に拗ねている私はつーんとそっぽを向くとしゅんっと悲しそうに落ち込む様子が横目で見てもわかった
｢私からのﾁｮｺほしいの？｣
一期｢はい。欲しいです｣
いい顔といい声で言うものだから絆されてしまうのはもう諦めるしかない。差し出された両手にﾁｮｺが入った袋を乗せれば周りに一気に華が咲きより一層いい笑顔でこちらをみる
一期｢有難うございます。主殿大切に頂きますね｣
ああもうこの笑顔に心が持っていかれるんだよこんにゃろー！
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