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三什壱=では。 ページ32

貴方「そうですか。分かりました。ならば私は準備をしてから庭へ向かいます。」




私はそう言うと主様の部屋をあとにし、粟田口の部屋に向かった。



粟田口の部屋には誰も居らず、シーンと静まりかえっていた。

私は自分の出陣用の服をタンスから取り出すと急いで身につけた。なぜだろう。何だかこの服を着ていると何も怖く無い。






貴方「ハァ。」


大きく息をはくと






貴方「さぁ。いざ出陣。」




私は出陣という名の最期の戦場(庭)へと足を進めた。









ーーーーーーーーーーーーーーーーー
庭につくと、もうほとんどの刀剣男士が居た。皆はこれから何が始まるのかとザワザワしている。

私に気づいた刀剣男士が私を囲む。






加州「A。出陣用の服を着てどうしたの?」






大和守「出陣でもするの?」






貴方「ちがうよ^^」


私はそう言うと庭の真ん中へと行った。




この本丸にいる刀剣男士が全て庭へ来たのだろう。主様がこちらを向いている。









もうそろそろだね。









私は名一杯息を吸い込み、吸い込んだ空気を全てはきだす。そうして心を落ち着かせた。






貴方「じゃあ。皆」








最期の言葉が見つからない。









最期に何を言おう。でもやっぱり









貴方「私の…こと、忘れないでね!」









これがいいかな。









皆は唖然としている。





突然すぎて誰も声が出ないようだ。









私は一発で死ねるよう、出陣服を少しずらし、刀を本体を取りだし、両手で握った。

三什弐=声→←三什=庭



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ゆう - (._.)さん» 感動してくれたんですか!?ありがとうございます!最後までこの話を読んでくれて嬉しいです! (2018年10月9日 7時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
(._.) - すごい良かったです!もう感動しすぎて涙がヤバかったです!! (2018年10月7日 2時) (レス) id: 28ab1dbdd7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 桂那さん» 話を読んでくれてありがとうございました!!!!イナイレですね!書いてみます(・∀・)/また更新ノロノロだと思いますが……w (2018年7月10日 17時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)
桂那 - すっごい良い話でしたV(^_^)Vゆうさんはイナイレとかの小説は書いたりしますか?見てみたいです(^_−)−☆(できたら書いてみてください!!!) (2018年7月10日 17時) (レス) id: 36b893c45a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 晴夏 and Siki and Leonさん» 泣いてくれたんですかぁぁぁぁぁ!?最後までこの小説を読んでくれてありがとうございましたぁぁぁ!!!ww (2018年7月7日 13時) (レス) id: d9e1742b9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2018年3月19日 17時

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