【刀剣乱舞】主様。私は必要ですか

二什仇＝願い ページ30

とうとう言ってしまった。


“ブラック本丸の最悪主”だと。









私は主様の顔、いや主様の目を捉える。

それは怒りにみちあふれた瞳。今にもその目力で殺されてしまいそうだ。そしてとうとう主様が口を開く。









主「ハッ！言ってくれるじゃねぇか。ただのモノのくせに！」
その顔は我を失っている。少し言い過ぎただろうか？いいや、あのくらいがちょうどいいだろう。


主様は私達の事を必要としているのだろうか？

暴力や夜伽を楽しんでやっているのだろうか？







主「早速だけどお前、私がここに呼んだ理由わかるか？」









貴方「わかってますよ。私を…………………折るんですよね。」









主「あぁ。じわじわとな！ゆっくり殺してやるよ！さっきお前が呟いてたやつ、信濃だっけ？そいつみたいにな！」









貴方「どうぞ主様。でもひとつだけ願いをきいてください。」








そうたったひとつの願い。この願いをきかないというのなら私は今折れるわけにはいかない。









そのひとつの願いとは









貴方「もう、審神者をやめてください。」









主「フッ。じゃあお前が自ら折れるって言うんなら審神者を辞めてやろう。まぁ、お前にそんな勇気はないだろうけどな。」









主様。私をみくびってもらっちゃ困りますよ。









私、貴方様が審神者を辞めてくれると言うのなら何でもいたしますよ？

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