最後の願い ページ32
季節が、秋から冬へと移りゆく頃、オレは、日本へと
また戻ってきた。
最後に、もう一度会いたいと、林さんに頼み、ミミと会う約束を
していた。
Aへも、日本に着いてすぐに電話をしたが、つながらなかった。
でも、その時は、ミミと会うことで、頭がいっぱいで
Aに起こったことを想像することなんて、できなかったんだ。
そしてキミに、もう会えなくなることも・・・
ミミと良く行っていた代官山のレストランに、時間通り到着する。
有名人や、芸能関係者だけが使うレストランで、人目を気にせずに
使えるように、大きな塀と、背の高い緑に囲まれた、洋館のレストラン。
レストランの窓からは、中庭のカラフルな花たちが冬に負けないように
咲き誇っていた。
ミミは、いつもの右の隅の席で待っていた。
ミミ「ジェジュン」
あの時と、同じ笑顔で、オレに手を振った。
オレは、少し悲しげに微笑んだ。
ミミは、林さんがオレに事情を話したことを知ってか、恋人として
付き合ってたときと同じような笑顔を浮かべて、楽しそうに食事をしている。
オレは、食事が喉に通らないのに。
なんで、こんなときでも、ミミは笑っていられるのか？
そんなオレの気持ちに気づいたのか、ミミは、
ミミ「やっぱり、何でもないフリしたまま、
最後のデートは、できないよね。
本題に入るね。
あたし、映画の仕事が終わったら、女優をやめる」
ジェジュン「え？なんで！？」
ミミ「最初から、やりたかった仕事じゃないし。
あたしを孤児院から連れ出してくれた社長のために、事務所に所属してた。
そんな、やる気のないあたしに仕事なんて入るわけないよね。
でも、この映画の仕事が終わったら、社長への恩義は、はたしたと思う。
あたし、ニューヨークへ行く」
ラッキーアイテム
革ベルト
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micafe(プロフ) - みうさん、感想ありがとうございます〜(*^o^*)喜んでいただけて、私もうれしいです♪ (2010年12月30日 15時) (
レス) id: f6df693a56 (このIDを非表示/違反報告)
micafe(プロフ) - 晴海間さん感想ありがとうございます＼(^o^)／喜んでいただけたようで嬉しいです〜☆私もドラマチックな体験したいですね〜(笑) (2010年10月20日 23時) (携帯から) (レス) id: 390856cd8e (このIDを非表示/違反報告)
micafe(プロフ) - KTさんいつも感想ありがとうございます＼(^o^)／最後まで読んで下さってありがとうございます!!ラストは最初から考えてましたが時々主人公が勝手に動いてしまうので(笑)ラストに辿り着けて良かったです('-^*) (2010年10月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 390856cd8e (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - コメント欄が 開いてますね！！ いいんですか？ このまま あえなくなるのかと 心配 しました。 立ち直って また 戻って来てくれたんですね。 よかった。 ！ お疲れ様です。 ありがとう！！ (2010年10月12日 18時) (レス) id: 0844afcb97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンちゃん（micafe） | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/micafe7/
