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『いやいや!ちょぉ、待ってください。色々おかしないですか?私、関西やし、この6人はポテンシャル高いし、既に6人での絆もありますよね?そんなとこに私、入れません。それに、そんなん受け入れてもらえるわけないですよね。こんな急やのに』
おかしいおかしい。ほんっまにおかしい。
私が、彼らとグループ?無理に決まってるやん。
佐「俺は別に良いと思うけど。Aちゃんだってポテンシャル高いし、俺らにとってもいい事しかないと思うよ」
『そんなん、』
グループに所属してなくても、関西Jrでおることさえも中々大変やのに、そんなん無理に決まってる。
深「うーん···ちょっと考える時間、欲しいです。」
岩「正直、急すぎて正常に処理できないって言うか、···」
この2人は優しいな。言葉選んで伝えてくれとる。
渡「俺はやだ。女いるからってグループの価値下がったら意味ねえじゃん。」
宮「翔太」
渡「だってそうだろ!」
ほら、Jrにだってまだ私を認めてくれてへん人もおんねん。
渡辺くんはそれだけ言うと楽屋へ戻ってった。
宮「すいません、翔太ほんとはいい子なんで」
『あ、いや、別にええんやけどね、(笑)生憎あーゆーのは言われるんは慣れてるから』
慣れてる、慣れたんかな?ううん、なんにも感じひんくなっただけ。
また昔みたいな感覚がして、また一人ぼっちになるんか、そんな感じがして怖くなった。
本番はまだまだあるんや。努力が足りてなかった、ただそれだけのことで。明日は午後からしかないから、午前中は稽古場で流して、そのまま、って流れやし、早めに行こ。
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作者名:速水 。 | 作成日時:2021年1月25日 20時