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歯がピカピカになった剛くんを見送って
洗濯機を回してるうちにまあくんのいるキッチンに顔を出す
なんでも器用にこなしてしまうから
私の手伝いはいらないかもしれないけれど、少しでも手伝えたら嬉しい
「まあくん、何かしますよ」
坂「んー。もうあらかた終わったからなあ、そうだ、岡田起こしてきて〜」
「えっと…部屋はいってもいいんですかね？」
坂「え？だめなの？」
「プライバシー…、的な…」
坂「Aなら、多分、大丈夫！」
「まあくーん…」
坂「大丈夫だと思うよ？俺ならAが起こしてくれたら嬉しいもん」
「そうゆう問題ですかね…」
ときどき天然さんが顔を出すのがいけないんだ
これが数々の女の子をメロメロにするのだ
結局"おじさんがおじさん起こすよりマシ！"とよく分からない言葉に背中を押されて
黄色のドアの前に立つ
「准くーん！起きてますかー？」
コンコンと扉を叩いて声をかけるけど反応がない
お仕事があるそうなので起きてないのは少しばかりまずい
「入っちゃいますよー！」
いいの、いいの、入っちゃうよ？
いや、これは、あんまり意識しないほうがいいのかもしれない
あくまで自然に、ナチュラルに！
そうころに決めてドアを開けた
淡い黄色でまとめられた部屋は異世界みたい
ベットにはかわいい末っ子さんの寝顔が
ツンツンと触って見ても反応はまだない
「准くん、朝ですよ〜」
岡「………ん、」
「ふふっ、起きてくださーい」
岡「……A……………？」
「あ、起きました？」
うすーく開いた目が私のいる世界を写す
おはようございます、と声をかけたら
布団から覗く口角がキュッと上がった気がした
岡「…おっはよー」
「ふふっ、寝起きいいですねえ」
岡「なんでAが起こしてくれるの？」
「まあくんが起こしてきてって…、あ、お仕事大丈夫ですか？」
岡「いまなんじ？」
「えっとー……」
岡「隙ありっ」
時計を探そうと後ろを向いた瞬間に
がばっと起き上がった准くんに首をホールドされた
喜んでいいのか、苦しさを訴えたほうがいいのか分からない！
「うわあ…！」
岡「Aが起こしてくれるなら毎日寝坊しようかなあ」
「ちょ、准くん！？」
岡「ギブ？ギブ？」
「ギブ…です…！」
岡「よし！ 起こしてくれてありがとお」
寝起きの髪の毛と
照れたような笑顔がかわいかった
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mau(プロフ) - うわぁ泣まさかの更新停止でした…続き待ってます (8月21日 6時) (
レス) @page28 id: a03b446b67 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年10月16日 20時) (レス) @page28 id: 44c57bacd9 (このIDを非表示/違反報告)
tataichihi0719(プロフ) - 続きが読みたいです…。せめて物語の中だけでも、いつもの6人であって欲しい。さみしくなっても、この物語を読むと少しだけ心が軽くなります。 (2021年3月31日 13時) (レス) id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ(プロフ) - 終わってしまったのですか…？面白くて最初から一気に読んでしまいました。続きがあったらいいなぁって思ってます。 (2020年7月28日 23時) (レス) id: d043ee755e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんばんは！やっぱりこのお話大好きです( 〃▽〃)もうすぐ同居生活が終わると思うと寂しいですが、読んででほんとに楽しいです！！！！！ありがとうございます(^.^) (2019年1月28日 22時) (レス) id: b6c0f7eaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泣き虫りんご | 作成日時：2017年10月28日 17時
