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ひんやりとした空気に目が覚めた
涙にぬれた枕は寂しそう
もうこれ以上は眠れないみたい
こうゆう時は心が空虚で眠れないんだ
無性に誰かに会いたくなる
1人ではこのナニカに押しつぶされてしまいそう
こっそりドアを開けてリビングをのぞいて見るけど、誰もいない
誰か起きてないかな
変態みたいだぞーと思いながら
ドアの前で耳を澄ましてみる
確か明日の予定のボードには剛くん休みだったよね
寝てたらすぐ帰る
寝てたら静かに帰るぞ
そう決めてそっとノックしてみる
「…ごうくーん…」
これなら出さなくても同じでしょうくらいの声で呼びかけてみたりもする
…やっぱ寝てるよね、そうだよね
やめておこう、水飲んでベットで潜り込んでいればいつかは朝が来る
そう思って自分の部屋に向かった時
ガチャっとドアが開いた
森「…A？」
「…わ！あ、剛くん？」
森「お前が呼んだんじゃないの笑」
「ご、剛くん〜、寝てました？寝てましたよね、」
森「いや寝てないよ、で？なに？」
「はっ、あの、ですね、眠れなくて、ちょっと、」
森「寝かしつけてほしいの？」
「ただ ちょっと、人恋しいなあ、と」
森「そんでオレ？」
なんだかモッサモサの髪型で出てきた剛くん
迷惑かも とか うざい？とか思うのと同時に
剛くんの低い声と気だるそうな表情に勝手に安心してしまう
森「健とか起きてんじゃねえの」
「あ…健くん、起きてるかも、ですよね」
森「行ってみれば？」
「迷惑でしたね、ごめんなさい」
森「いや迷惑、てか、寝る前といえば長野くんとかさ…」
「すみません、なぜか剛くんに会いたくなって、」
そうだ、別に長野くんだって健くんだって隣の部屋にはいるのに
なぜだか剛くんがよかった
剛くんに会いたくて剛くんと話したかった
森「…俺が前に言った事覚えてる？」
「まえに？」
森「ちゃんと好きだって言ったよな、その男の部屋に真夜中に来るかふつう」
「…嫌いになりました？」
森「ぎゃく」
扉を開けたまま、部屋の奥のベットに腰掛けた剛くん
自分の脚に肘を乗せて頬づえして言った"ぎゃく"の意味は追求できなかったけど
扉を閉めなかったことから入ってもいいのかなって思ったりした
それに剛くんの表情が優しかったから
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mau(プロフ) - うわぁ泣まさかの更新停止でした…続き待ってます (8月21日 6時) (
レス) @page28 id: a03b446b67 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年10月16日 20時) (レス) @page28 id: 44c57bacd9 (このIDを非表示/違反報告)
tataichihi0719(プロフ) - 続きが読みたいです…。せめて物語の中だけでも、いつもの6人であって欲しい。さみしくなっても、この物語を読むと少しだけ心が軽くなります。 (2021年3月31日 13時) (レス) id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ(プロフ) - 終わってしまったのですか…？面白くて最初から一気に読んでしまいました。続きがあったらいいなぁって思ってます。 (2020年7月28日 23時) (レス) id: d043ee755e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんばんは！やっぱりこのお話大好きです( 〃▽〃)もうすぐ同居生活が終わると思うと寂しいですが、読んででほんとに楽しいです！！！！！ありがとうございます(^.^) (2019年1月28日 22時) (レス) id: b6c0f7eaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泣き虫りんご | 作成日時：2017年10月28日 17時
