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長「なんか楽しそうだね〜」
「うう…。博くんのおかげです…」
長「ダメージくらってそうだけどね？」
「はい…、いつものことですぅ」
長「はは、今日も元気そうでよかったよ」
幸せなダメージをたくさんくらって
お腹いっぱい胸いっぱいだ
あ、博くんはお腹減ってるか
准くんの残りまだあるのかなあ
「ご飯食べますか？」
長「んー。今日はどこか食べに行こっかなあ」
「これから探すんですか？」
長「どこがいいかな〜」
「帰ったら感想教えてください！」
長「いいよお、一緒に行けたらいいのにね」
「これ以上は迷惑になっちゃうので…」
長「俺がさ、お店教えたらいつか食べにくる？」
「え？」
長「なーんてね。ちょっとずるいこと言ったね」
"なーんてね"そう言って笑った顔はあまり楽しそうじゃなかった。
その言葉のもう１つの意味を私は知らない方がいい
そうでしょう？
長「Aに会いたくなったらどうしたらいいんだろうね」
「きっと、あっという間に忘れちゃいますよ」
長「Aは忘れちゃうの？」
「私は忘れられないですよ、テレビとか雑誌とか何度だってまた思い出しちゃいます…」
長「辛い？」
「いや！幸せだなあって、ファンの特権ですね、離れてても姿が確認できる」
長「…誰かを選べば傍にいられるのに」
「博くん、」
長「みんなに好きだよーって言われた？」
「……はい、」
長「そっかあ。それで困ってるの？」
「そんなことは、」
長「みんな勝手だよね、自分だけ一方的に気持ち伝えてさ」
呟くような微かな声が宙に浮かんで消えた
少し遠くを見る博くんがどこかに消えてしまうんじゃないかって錯覚しそうになる
声色に、表情に、どんな意味が感情が込められてるのだろう
「わたし、どうしていいか…」
長「教えてほしい？」
「…はい、」
長「簡単だよ。ほら目を閉じて」
「え？」
長「いいから、目を閉じて考えてみてよ」
視界を遮るだけで
聴覚が敏感になるっていうのは本当らしく
やさしい博くんの声が鼓膜を伝って脳に届く
長「今だれの顔が浮かんだ？」
「…え」
長「何も考えなくても1番に顔が浮かぶ人」
「分かりま、せん」
長「どうして？Aは分かってるでしょ」
「ひろしくん…」
長「答えを知ってるのに知らないフリをする、それは…怖いから」
ゆっくり目を開けたら
哀しそうに笑ってる博くんと目があった
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mau(プロフ) - うわぁ泣まさかの更新停止でした…続き待ってます (8月21日 6時) (
レス) @page28 id: a03b446b67 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年10月16日 20時) (レス) @page28 id: 44c57bacd9 (このIDを非表示/違反報告)
tataichihi0719(プロフ) - 続きが読みたいです…。せめて物語の中だけでも、いつもの6人であって欲しい。さみしくなっても、この物語を読むと少しだけ心が軽くなります。 (2021年3月31日 13時) (レス) id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ(プロフ) - 終わってしまったのですか…？面白くて最初から一気に読んでしまいました。続きがあったらいいなぁって思ってます。 (2020年7月28日 23時) (レス) id: d043ee755e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんばんは！やっぱりこのお話大好きです( 〃▽〃)もうすぐ同居生活が終わると思うと寂しいですが、読んででほんとに楽しいです！！！！！ありがとうございます(^.^) (2019年1月28日 22時) (レス) id: b6c0f7eaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泣き虫りんご | 作成日時：2017年10月28日 17時
