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パシャパシャと写真を撮っていたら
寝起き博くんがおりてきた
今日はお仕事が休みだから朝も早くない
ゆっくりとした動作で椅子に座って頬杖をつく
長「…写真撮ってたのー？」
「はい！おはようございます」
長「……そうかあ…」
「まだ眠そうですねえ」
長「昨日も遅くまで起きてたから…」
「まだゆっくりしててください」
長「そうしよっかなあ…」
掌をグーにして目をぐりぐり〜とこすってる
眠そう。かわいい。かわいいかわいい。
小さな子供みたいだなあと向かいの椅子に座って見つめる
あ、これはこのまま眠っちゃいそう
「ひろしくーん…」
長「……ん、……」
「ふふ、寝ちゃいましたかあー」
起こしちゃ悪いから一枚だけ写真を撮って
そおっと眺める
綺麗な顔だち
この人が天使なんですよって言われたら本当に信じてしまいそう
細めの毛がふわふわと光に反射する
「ひろしくーん」
薄くて広めな眉毛も、二重幅も、形のいい鼻も
かわいい唇も、ほくろだって
全部博くんのチャームポイント
感謝しなくちゃなあ、こんなにも近くで寝顔をまじまじと見れる日がくるなんて知らなかった
長「…ん。、…」
雲から顔を出した太陽の光が博くんの顔に当たる
眩しそう、…どうにか出来ないかな
博くんの快眠を守るぞ！
座った状態で掌を広げて影を作る
どこだ…、あれ、もうちょっと上かな…
んん。本とかないかな、
音を立てないようにそっと立ち上がって
博くんのために急いで陰を準備する
腕をピンッと伸ばして本で日陰をつくる
どうかなあ、これで眩しくないかな？
長「…ふ、…っ…」
あれ？笑った？
あれあれ…と見つめていたら薄く片目を開けた博くんと目があった
「…ひろしくん？」
長「…んは、はははっ、ごめん、起きてたぁ」
「ええ！もう！」
長「ありがとね？」
「…っ、こちらこそですよ！」
机に突っ伏したまま顔をこちらに向けて優しく笑うのが、もう、なんだか天使すぎて
胸がきゅんとなって苦しい
こちらこそ、そんな素敵な博くんを見せてくれてありがとうございます。の意味を込めての
"こちらこそですよ"に博くんはよく分からないって表情をする
分かってない…
自分の美人さん加減が分かってないんだ…！
そんな勝手な想像でまた頭がこんがらがって
言葉にならない想いをジタバタして紛らわせてた
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mau(プロフ) - うわぁ泣まさかの更新停止でした…続き待ってます (8月21日 6時) (
レス) @page28 id: a03b446b67 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年10月16日 20時) (レス) @page28 id: 44c57bacd9 (このIDを非表示/違反報告)
tataichihi0719(プロフ) - 続きが読みたいです…。せめて物語の中だけでも、いつもの6人であって欲しい。さみしくなっても、この物語を読むと少しだけ心が軽くなります。 (2021年3月31日 13時) (レス) id: d7d462c614 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ(プロフ) - 終わってしまったのですか…？面白くて最初から一気に読んでしまいました。続きがあったらいいなぁって思ってます。 (2020年7月28日 23時) (レス) id: d043ee755e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんばんは！やっぱりこのお話大好きです( 〃▽〃)もうすぐ同居生活が終わると思うと寂しいですが、読んででほんとに楽しいです！！！！！ありがとうございます(^.^) (2019年1月28日 22時) (レス) id: b6c0f7eaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泣き虫りんご | 作成日時：2017年10月28日 17時
