九龍の中のかわいい女の子 (ページ14)

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. 洸希

A が倒れた？

俺らなんにも気づいてあげられなかった。

1人で努力してんのに俺何もしてあげられなかった。

苦しい、

辛い、

彪馬「洸希、深呼吸しろ」

目の前にいた A が一瞬で視界から消えて、

下を見たら青ざめた顔、

彪馬「洸希、深呼吸、ほら吸って、」

洸希「 …… はあっ、、はあっ、っ、、」

玲於「洸希、どうした？」

壮吾「パニック起こしてて、過呼吸になってる」

玲於「そっか、」

楽「 A は、？」

玲於「救急車で運ばれた。マネージャーさんと毅が一緒。」

颯「 …… A 軽かった。」

玲於「そうだな、軽かった」

ジャン「 A 、家帰ってないんじゃない、？」

和哉「え？」

ジャン「だってリハ室にいつも布団があった」

楽「俺たちよりも先にいたし俺たちよりも最後まで残ってた」

和哉「でもここじゃ、」

玲於「生活はできる、シャワールームもあるしコンビニ近いし。」

和哉「 …… まじか、」

洸希「 …………… 俺らっ、なにもっ、出来なかったっっ、はあっ、」

玲於「 …… そうだね、気づいてなかった。」

俺らのせいだ、、俺のせいだ。

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