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ルシ「今日は何か用でもあったのかな？」
やはり、私が着く頃にはいつもの６人とルシウスは既に集まっていた。
ダイアゴン横丁の店までの道のりで、ルシウスは小声で私だけに聞いた。
貴女「いえ、当初予定はコレ以外ありませんでしたが…お呼び出しがありまして」
ルシ「呼び出し？」
彼は少しだけ眉をひそめる。
そんな彼の表情に、きっと私は彼ではない何かに対して呆れたかのような顔をしているのだろう。
貴女「えぇ、早朝からポートキーなんかで召喚されるなど思ってもいませんでした」
ルシ「今度は何を売ったと言うのかね」
貴女「さぁ…ですが今回の報酬はこちらとしても必要なモノでしたので、よい買い物をしたと思いますよ」
そもそもの話、私は何処かでダンブルドアが動かないことを前提として行動していた。
多少の見張り位はつくかと思っていたが、彼が私の知っている物語に彼の役割以外で介入してくるだなんて思いもしなかった。
この取引は最初のあの時にすべきだったと、今更後悔している。
まぁ、こんなことを考えている私自身、こうして物語をぶち壊しているのに変わりはないのだが…。
貴女「ところでＭｒ．マルフォイ。それは卿の日記では？」
もう直ぐ書店に着くだろうと言う所で、私は彼が持っているであろう日記帳を横目で指した。
ルシ「…なぜそれを？」
私以外の人間が居るからだろう。彼はあくまで冷静を保とうとしているが、その瞳はあのときのような色をしている。
表情や態度を保つ辺り、さすが純血貴族。とだけ言っておこう。
貴女「それをお聞きになるのですか？あまり出しゃばり過ぎますと身を滅ぼしますよ」
ルシ「一体何のことを」
さっさとその日記帳を渡せばいいものを…。
私なら、ジニーなんかより卿の役に立てるのに。
貴女「あら、それは貴方自身にお聞きになっては？私とて確信のないことくらいありますもの」
ルシ「君のような存在でも知りえないことがあるのだな」
貴女「えぇ、私が把握しているのはこの世界のほんの一部だけですから」
私達のこの会話は、少し前の方を歩いている６人には聞こえていない。
あぁ、だけど、私の予想をいい意味で裏切ってくれる人間が一人。
セオドール・ノット。
彼は私がその名を脳内で再生した瞬間、こちらを向いた。
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左右田中毒 - いつも見させて頂いております。 貴女様の手掛ける作品はほとんど見ていますが、その中でもこの作品は特に好きです。これからもゆっくり更新なさってください。応援しています (2016年2月20日 23時) (
レス) id: 0cfe4c43b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！ (2015年7月6日 22時) (レス) id: a9f5c2f56e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)芽衣(プロフ) - 今まで見たものとは違った視点でとてもおもしろいです！！ 今１番のお気に入り作品なので、続きがとても楽しみです！！ どうか早めの更新お願いいたします！！！ (2015年6月29日 20時) (レス) id: aa30ebdc14 (このIDを非表示/違反報告)
姑少女 - 深い内容で面白いです。忙しいと思いますが、更新待ってます。 (2015年6月28日 22時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2015年6月15日 20時) (レス) id: 8e7061f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年9月10日 19時
