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その後、どうにかしてロックハートを追い出し、やっとの思いで包帯を取る。
ここが薄暗い地下室で本当によかったと思う。
もし明るい場所だったとしたら間違いなくばれていただろう。
貴女「お付き合いさせてしまい申し訳ありません」
セブ「そう言うのならばもう二度と我輩を頼るな」
貴女「あら、酷いことを仰いますね。私は本気で死に物狂いでしたのに」
それから数十分も経たないうちに教授はポートキーを作成した。
教室にある時計は既に１０時を指している。
約束は１０時半。今から急いで屋敷に戻り、準備と整えるのに２０分必要だとして、そこから数日前に工事が終わった暖炉を使い、漏れ鍋に移動したとして待ち合わせ場所まで５分…ぎりぎり余裕はあるだろう。
セブ「なぜ奴に目を見せなかった？」
貴女「私の目は特殊ですもの。夏休み中に女子生徒と地下室に居たことが知られては困るでしょう？」
セブ「貴様はそれでよかろうと我輩は全くその事実から逃れられていないのだが」
貴女「そう言われてしまえばそうですが…その相手が私だとバレればまた騒がれますよ」
特に、私と卿を重ね合わせているマクゴナガル先生は表には出さずとも裏では様々な思考をめぐらせているに違いない。
きっと今年起こる騒動も色と姓から私がやったと思い込むのだろう。
だがやはり、今年の私の大きな目標は日記の中のトム・リドルと接触を図ることだろう。
今日、ジニーに手渡されるとして、彼女が動きを見せるのはあのハロウィンの日…だったか？いけない。最近記憶が曖昧になってきている。
とにかく、彼女が動くのがハロウィンだとして、日記がハリーの手元にやってくるのはその暫く後。
となればやはり女子トイレで拾うのが一番いい時期で、機会なのだろう。
セブ「何をにやけている」
貴女「あら、にやけてました？あぁ、でも教授のことではありませんよ。もっと別なことです。まぁ、今年はあの偽造者にでも手を焼いていてください」
教授はロックハートの登場によって酷くなった眉間の皺を更に酷くしながら私の話を聞いていた。
私はそんな教授を尻目に彼お手製のポートキーに触れた。
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左右田中毒 - いつも見させて頂いております。 貴女様の手掛ける作品はほとんど見ていますが、その中でもこの作品は特に好きです。これからもゆっくり更新なさってください。応援しています (2016年2月20日 23時) (
レス) id: 0cfe4c43b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！ (2015年7月6日 22時) (レス) id: a9f5c2f56e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)芽衣(プロフ) - 今まで見たものとは違った視点でとてもおもしろいです！！ 今１番のお気に入り作品なので、続きがとても楽しみです！！ どうか早めの更新お願いいたします！！！ (2015年6月29日 20時) (レス) id: aa30ebdc14 (このIDを非表示/違反報告)
姑少女 - 深い内容で面白いです。忙しいと思いますが、更新待ってます。 (2015年6月28日 22時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2015年6月15日 20時) (レス) id: 8e7061f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年9月10日 19時
