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ダン「死んではおらぬ、アーガス…石にされたのじゃ」
ギル「私がその場にいれば…反対呪文で救えたのに…」
そのロックハートの言葉は、きっともう誰も信じていないのだろう。
彼を好いていたというハーマイオニーは分からないが、明らかに教師陣は彼の虚言を聞こうとすらしていない。
ダン「どういう術を使ったのか…」
直後、フィルチはハリーを見て「あいつです」とは言ったが、校長の目はそっちではなく、間違いなく私を見ている。
その目はまるで"説明しろ"と言っているようだ。
だが、考えずとも分かるだろう。私がこの場で"この血文字は日記の中の卿の記憶に操られているジニーがやった"などとペラペラ話すわけがない。
ハリ「違います！猫には手も触れていません！！」
そんな時、私の反対側の方向にいた教授が動き出す。
セブ「校長…我輩からも一言宜しいですかな？」
「３人は偶然居合わせただけかも知れない」そう教授が続けた言葉に３人は顔を見合わせる。まぁ、当然と言えば当然だろう。スリザリン贔屓のあの教授が他寮の、それもグリフィンドールの生徒を手助けするかの様な発言をしたのだ。
結末を知らなかった当時の私も、かなり驚いた記憶がある。
セブ「私は夕食の席でポッターを見かけなかった…君も同意するだろう？Ｍｓ．ゴーント」
貴女「あら教授…なぜここで私の名が出るのです？」
セブ「夕食の終盤、君の様子が変わったのでね」
貴女「私をお疑いで？」
セブ「まさか…我がスリザリン寮に、この様な不快極まりない事件の犯人がいるだなんてあってはならない。そうは思わんかね」
貴女「えぇ、そうですね。あってはならないでしょう。ですがまぁ…」
そこまで言うと、私はロンの方に目を向けた。一瞬目が合うが、それはすぐにそらされてしまう。
貴女「…彼等に、血文字を書く度胸があるとも思えません」
セブ「…らしいが…ポッター、君は何処にいたのかね」
教授は最初と変わらぬ声でそう問いかけた。だが、ハリーが答える前にあのロックハートが口を開いて、こう言った。
ギル「私と一緒でした。ファンレターの返事書きを手伝ってもらっていたのです」
その後、一連の話を聞き、校長は「疑わしきは罰せずじゃよ」と言って３人を寮に帰した。
そして、３人の背中が見えなくなった頃に、校長室へ向かうようにと言いつけられた。
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左右田中毒 - いつも見させて頂いております。 貴女様の手掛ける作品はほとんど見ていますが、その中でもこの作品は特に好きです。これからもゆっくり更新なさってください。応援しています (2016年2月20日 23時) (
レス) id: 0cfe4c43b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！ (2015年7月6日 22時) (レス) id: a9f5c2f56e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)芽衣(プロフ) - 今まで見たものとは違った視点でとてもおもしろいです！！ 今１番のお気に入り作品なので、続きがとても楽しみです！！ どうか早めの更新お願いいたします！！！ (2015年6月29日 20時) (レス) id: aa30ebdc14 (このIDを非表示/違反報告)
姑少女 - 深い内容で面白いです。忙しいと思いますが、更新待ってます。 (2015年6月28日 22時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2015年6月15日 20時) (レス) id: 8e7061f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年9月10日 19時
