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そしてまた大きなイベントが発生する。
ドラコがシーカーとなった日、大広間で朝食をとっているとチェイサーであるマーカス・フリントからの声がかかった。
マーカス(以下マー)「今日、スネイプ教授から競技場の使用許可証を受け取った」
つまり、練習するから来い。とドラコに伝えたかったのだろう。
ドラコの方もそれを快く了解し、流れで私たちも見学することとなった。
“競技場の使用許可証”ということは、ロンがナメクジを吐き出すあの日なのだろう。
闇や光にそれほど関わる事件ではないが、面白いシーンだと私は思っている。見逃すわけにはいくまい。
セオ「…A、そんなに見学が楽しみ？」
着替えが終わった選手の後をついて競技場へと続く廊下を歩いていると、隣にいた彼はいつも通りの表情を崩さずにそう言った。
貴女「あら、なぜです？」
セオ「前のクィデッチの試合のときより楽しそうだから。…それとも、Aの言う“物語”がまた進むの？」
彼は前を向いたまま、それでも１２、３という歳の割りにはできすぎた流し目でそう尋ねる。
きっとこの会話は前を歩いている彼等には聞こえていないのだろう。全員が私たちの方を振り向こうともせずに、いつも通り、廊下を独占しながら歩いている。
貴女「えぇ、まぁ。さほどそれには関わりませんが…あれが目の前で行われるとなれば、それはさぞかし愉快なのでしょうねぇ」
廊下のアーチから外をちらりと見ればもう直ぐ正面衝突するであろうグリフィンドールの選手たちがこちらに向かってきている。
どうやらあちらはまだ私たちに気づいていないようだ。きっと休み中に新しい練習法を考えただとか、その辺りの話をしているのだろう。
そこから少し視線をずらせばハーマーオニーとロンの姿も見える。
セオ「“役者は揃った”？」
あの流し目のまま、彼は私の思っていたことを口に出す。
貴女「…貴方には敵いませんね、セオドール君」
私がそう言った瞬間、私たちはグリフィンドールの選手団とエンカウントした。
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左右田中毒 - いつも見させて頂いております。 貴女様の手掛ける作品はほとんど見ていますが、その中でもこの作品は特に好きです。これからもゆっくり更新なさってください。応援しています (2016年2月20日 23時) (
レス) id: 0cfe4c43b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！ (2015年7月6日 22時) (レス) id: a9f5c2f56e (このIDを非表示/違反報告)
(名前)芽衣(プロフ) - 今まで見たものとは違った視点でとてもおもしろいです！！ 今１番のお気に入り作品なので、続きがとても楽しみです！！ どうか早めの更新お願いいたします！！！ (2015年6月29日 20時) (レス) id: aa30ebdc14 (このIDを非表示/違反報告)
姑少女 - 深い内容で面白いです。忙しいと思いますが、更新待ってます。 (2015年6月28日 22時) (レス) id: 678d61674c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2015年6月15日 20時) (レス) id: 8e7061f8ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年9月10日 19時
