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ダンブルドア(以下ダン)「君が、A・ゴーントかね？」
ダンブルドアは私を孫でも見るかの様な表情でそう言った。
そう、¨表情¨なのだ。
決して¨瞳¨ではない。
貴女「…なぜ、私を知っているんですか」
ダン「君は、この世界の住人だからじゃよ。A」
貴女「よく初対面の相手をなれなれしく名前で呼べますね」
ダン「ワシは君を信用しておる。その証として名を呼んだのじゃが」
貴女「信用している？私は貴方を信用などできません」
そこで会話は止まった。
暫くの沈黙の後、ティーセットが運ばれてくると共にソファに座らせられる。
差し出されたカップからはとても良い香りがして、脳の隅っこでここが英国だということを思い出す。
ダン「ところで、わしの言葉は理解できておるかの？」
貴女「えぇ、しっかりと」
私はなぜか物心ついたころから英語と日本語が話せていた。
なので今、この状況でもなんの不自由もない。
貴女「それで、先程の続きですが…私がこの世界の住人とは…どう言うことですか？」
言葉の件以外、あちらからの質問がないので、こちらからぶつけてみると、目の前の翁は微笑んだまま想定外のことを口にした。
ダン「君は、この世界で産まれたのじゃよ」
貴女「はい？」
校長の話をまとめると、私はどうやらあのトム・Ｍ・リドルの従妹にあたる存在のようだ。
リドルの母親、メローピー・ゴーントの弟が私の父親で、当時、リドルの危険性を察知していた校長が幼いながらに魔力の強かった私をリドルに利用されることを案じ、私の魔力に封をしてあの私のいた場所、時間に送ったらしい。
血筋は両親共に純血であり、あのブラック家と同等…もしくはそれ以上の影響力を持っていると聞いた。
家系図は私で途絶えている様だが、現在でも魔法界に影響しているのだから全盛期はかなりのものだったのだろう。
ダン「そして、君はわしの課した使命を果たして帰ってきた」
貴女「はい？」
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匿名希望 - 姿現しでは？ 普通に姿『消し』の反対は姿『現し』だと思うのですが…… (2015年1月13日 19時) (
レス) id: d3e937bb77 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、ありがとうございます。なお、秘密の部屋は本章がかなり長引いてしまったため、続きは続編記事での連載となりました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2014年9月10日 17時) (レス) id: e6968aead3 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - 秘密の部屋続き待ってます (2014年9月10日 17時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、いつもありがとうございます。ただいま日記リドルと主人公をどう対面させようか検討中ですので、もしかすれば近いうちに会話が実現するかもしれません。気長にお待ちください。 (2014年9月6日 23時) (レス) id: cde8c169d6 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - ヴォルデモートと主人公の会話が気になってきます。続き見たいです。 (2014年9月6日 20時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年3月8日 17時
