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そんな楽しかったクリスマス休暇が終わり、ついに新学期が始まった。
再びダンブルドアと顔を合わせなければならないと思うと気が滅入るが、魔法を使えるようになると思えばそうでもない。
ハリーたちに直接聞いたわけではないが、どうやら無事ニコラス・フラメルについて書かれた本を見つけ出すことができたようだ。
となれば、次のイベントはハグリットのドラゴン騒動だろう。
あぁ…もうすぐ卿と会える…。
卿に会う為ならば、多少スリザリンの点が引かれ、真夜中の森に入ることだろうと些細なことだ。
そして、それが今夜行われる。
幸い、この寮で私たちに消灯時間が過ぎている。などと注意する存在は居ない。
純血という縦社会の揺ぎ無い頂点であるゴーント家、ブラック家と密接な関係にあるマルフォイ家、それと同等な地位にあるノット家。
こうも純血貴族の家が揃ってしまえば、純血を重んじる諸先輩方は憧れや恐怖の念は抱こうと、対立しようという考えを持たない。
ドラ「A？」
談話室で待っていると、男子寮からドラコが降りて来た。
貴女「ドラゴンを見に行くのでしょう？お供しますよ」
ドラ「いいのか？」
貴女「さぁ、早く行かねば…そろそろ孵化します」
ドラ「あ、あぁ…」
なぜ私がドラゴンの卵をハグリットが所持していて、それが今日孵化することを知っているのか。と疑問に思っているであろう彼と、私たちの行動を怪しがってついてきたセオドールと共に寮を抜け出し、ハグリットの小屋を目指す。
私たちが小屋についたと同時に、ハリーたちが小屋に入った。
そのおかげで私たちの気配にハグリットが気づくことはなく、無事ドラゴンの孵化を見届け、ドラコがハグリットに見つかるところまでは終わった。
全てのフラグを立てた今、残るはマクゴナガル先生にハグリットがドラゴンを所有しており、私たちが消灯時間後に寮から出歩いていたことを報告すれば、卿に会うイベントが発生する。
セオ「なんでそんなに楽しそうなの」
貴女「あら、だってやっとお会いできるんです。私の…たった一人の肉親に」
マクゴナガル先生が居るであろう場所に向かうまで、走りながらも自身が笑みを浮かべているのが分かった。
やっと、やっと、やっと…やっと卿に会える！
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匿名希望 - 姿現しでは？ 普通に姿『消し』の反対は姿『現し』だと思うのですが…… (2015年1月13日 19時) (
レス) id: d3e937bb77 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、ありがとうございます。なお、秘密の部屋は本章がかなり長引いてしまったため、続きは続編記事での連載となりました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2014年9月10日 17時) (レス) id: e6968aead3 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - 秘密の部屋続き待ってます (2014年9月10日 17時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、いつもありがとうございます。ただいま日記リドルと主人公をどう対面させようか検討中ですので、もしかすれば近いうちに会話が実現するかもしれません。気長にお待ちください。 (2014年9月6日 23時) (レス) id: cde8c169d6 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - ヴォルデモートと主人公の会話が気になってきます。続き見たいです。 (2014年9月6日 20時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年3月8日 17時
