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トロールが倒れると同時に、私はハーマイオニーの元へと駆け寄る。
驚く彼女の腕をとり、そのままローブをまくると、彼女の肘から５ｃｍ程上あたりで傷口が見える。
貴女「っ…」
原作や映画で彼女がこんな怪我をする描写はなかった。
こんな所で、私の存在が影響するとは思ってもいなかった。
ハー「あ、あの…？」
貴女「…すみません、私の責任です」
ハー「え…？」
傷口に杖を当て、呪文を唱えると瞬く間に傷は無くなる。
ローブについた血も消し、一応ではあるがハリーやロンにも怪我が無いかを確認しておく。
ハリ「Aは大丈夫なの？」
貴女「…えぇ、私は…特に、問題ありません」
ハリーにそう応えると、それまでずっと、私の問いに対して頷くことしかしていなかったロンが口を開いた。
ロン「……なぁ」
貴女「はい？」
ロン「何で僕にも聞くんだ？僕は君を助けるのを躊躇ったんだぞ？」
貴女「…貴方方ｈ「まぁ！！」
私がロンの問いに応えようと、声を発し始めた瞬間、あのマクゴナガル先生の声がこの狭い空間に響く。
マク「なぜ生徒がこんな所にいるのです！？」
先生は、ハリー、ロン、ハーマイオニーと、それぞれの安全を確認していったが、私を見る事はなかった。
ハー「あ、あの…みんなは、私を助けてくれたんです」
マク「助けた？どう言うことです？説明なさい！」
ハー「その…本で読んでいたので…きっと倒せると思って…でも、ハリーとロン、そして彼女が来てくれなければ、私はきっと死んでいました」
そんなハーマイオニーの回答を聞いて、私は彼女に名乗った覚えがないことを思い出す。
マク「…Ｍｓ，グレンジャー。貴女には失望しました。貴方方３人も、トロールの危険性は理解していたはずです。判断力が欠けています」
先生はそう言うと去っていった。
勿論、両寮に点数を追加してはいるのだが、やはり、私に問いかけたり、発言を促したりすることは無かった。
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匿名希望 - 姿現しでは？ 普通に姿『消し』の反対は姿『現し』だと思うのですが…… (2015年1月13日 19時) (
レス) id: d3e937bb77 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、ありがとうございます。なお、秘密の部屋は本章がかなり長引いてしまったため、続きは続編記事での連載となりました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2014年9月10日 17時) (レス) id: e6968aead3 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - 秘密の部屋続き待ってます (2014年9月10日 17時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
蛍光灯(プロフ) - 黒の人さん» 黒の人様、いつもありがとうございます。ただいま日記リドルと主人公をどう対面させようか検討中ですので、もしかすれば近いうちに会話が実現するかもしれません。気長にお待ちください。 (2014年9月6日 23時) (レス) id: cde8c169d6 (このIDを非表示/違反報告)
黒の人 - ヴォルデモートと主人公の会話が気になってきます。続き見たいです。 (2014年9月6日 20時) (レス) id: d9b5d79721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2014年3月8日 17時
