芥川くんの彼女は立海テニス部のマネージャーです

犯人 ページ22

Aside


私が入ると3秒ぐらい間があき、その後、みんなが肩を震わせながら爆笑し始めた

What?


意味わかんねー


確かにさ、入るときに声、裏返ったけどさ！？


そんな爆笑するかな！？


しないよね！？



そういえば、『Aは立ってるだけでおもしろいよね』って、前にゆっきーに言われたな




って、違う違う

そーじゃなくて！


A・「ねえ！なんでそんなに爆笑してるの！？」


白石・「自分、顔、見てみ」(笑)


いや、そんな笑いながら言わなくていいから



ん？顔？？

鏡、鏡〜…









A・「はっ！！！？？？なにこれ！」




顔には額のところに『芥川love』と書いてあり、鼻は豚鼻が書いてあった




A・「誰だよ！こんなの書いたの！！」





と、叫んでいると


ふと、肩が叩かれた



誰かと思って振り向くと


丸井・「ヤバイ！ちょー似合ってるぜぃ！！」


と、言われた



A・「さてはお前か！これを書いたのは！！」



丸井・「おー、そうだぜぃ！よくわかったな！」


A・「普通にわかるわ！バカ！」



芥川・「A…」



この声は


A・「あっくん！」


そうだ！あっくんに慰めて貰おう！



A・「あっくん！慰めてー！」



芥川・「あのさ、A…」


A・「なぁに？」



芥川・「俺、流石に豚には好かれたくないＣー」


えっ、まって、


それって私が豚って認めたようなもんじゃん！


違うし！豚じゃないし！！

まだピチピチの１０代だし！

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