この子達の将来 ページ49
青「三人目！？へぇ、そりゃめでたい！」
黄「わざわざそれを言いに来たのかぁい？」
赤「ほう。将来有望な海兵三人目じゃな。」
「もうサカズキさん！！ありがとうございます、御三方。」
甘「私ねーちゃんになんだぜ！？すげーだろ！！」
スー「僕も！お兄ちゃんになるんだ！」
二人とも目を輝かせて、かわいい限りですね。
青「そうかそうか。で、この子達の将来はどーするのさ、Aちゃん」
「え？」
黄「君は色々な立場にいたけど〜。この子達には何をさせるつもりなんだぁ〜い？」
赤「…」
それは…この子達の自由です。
何になるもこの子達次第。
「ふふ、この子達に任せるつもりです」
甘「私は暗殺者になるぜ！！あと三年もしたらヴァリアーに入って叔父さんに稽古つけてもらうんだ！！」
赤「なんじゃとぉ！！？おいA！！」
「甘楽はブレませんね(笑)」
赤「ぐっ…スーロ！！お前はどうする気じゃぁ！！」
スー「え？僕？」
青「なりたいものとかあるの？」
スー「うーん…よく分からないけど…暗殺者は向かないかな…」
「あら？そうですか？幻術の才能があるのに。」
スー「マーモンさんの教えは的確だけど…僕は暗殺は怖い。」
「そうですか。たしかにスーロは戦闘員向きではないですね。」
青「こんなにお兄さんに似てるのにね」
「本当です。」
赤「じゃぁどうする気じゃぁ。」
スー「んー…僕、海兵のお仕事も見てみたい！」
赤「！！」
「あら、それはどうして？」
スー「母さんがよく、海兵のお仕事を教えてくれるの、僕好きなんだ！」
あんなに血なまぐさい話なのにですか？
殺しメインよりはいいですが…
スー「だからサカズキのおじさん！」
赤「…」
スー「できる範囲でいいから僕にも海兵の仕事、教えてください！」
赤「ふっ、よく言った！！スーロ！！」
青「あらら…」
黄「よかったじゃないかぁ〜？サカズキ」
「ではスーロには個別に私から諜報の修行をつけましょうね？」
スー「本当に！？いいの！？」
「はい。これはあなたの力になりますから。」
甘「えーっ！！スーロだけズリーよ母さん！！」
「ふふ、もちろん甘楽も参加できますよ。」
甘「本当か！？」
「えぇ、でも甘楽には向かないかもですね(笑)」
青「たしかに。」
黄「違いないねぇ〜」
赤「性格があの兄貴じゃけぇの」
甘「あぁ！？なんだよ三人して！！」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月25日 22時
