もちろん、この人にも。 ページ48
イ「本当に行くのか?A…」
「はい!大丈夫ですよ、あんな顔でも優しい人です。」
イ「だが…身重の体で…」
「ふふ、心配いりません。二人を身ごもっている時も無事でしたでしょ?」
マ「あれは本当にヒヤヒヤしたがねい。」
白「はぁぁ。気をつけて行けよ、A」
イ「お前さんは言い出すと聞かないからなぁ…。スーロ、甘楽。母さんをよろしく頼むぞ?」
スー「任せて!父さん!」甘「あぁ!!」
「ふふ、いい子たちですね。それでは!行ってきます!」
ーーー
赤「遅い。」
青「まだ30分しか経ってないでしょうに。」
黄「気が短いねぇ〜」
突然届いたAちゃんからの連絡に、今か今かと待ちわびる俺ら。
青「あんな事あったのに、それでも侵入を許されるのはあの子くらいだ。」
黄「今は敵意がないからねぇ〜?」
赤「いずれは海軍に戻るんじゃぁ、今から慣れさせておいて損はないじゃろ。」
青「まだ言ってるよ、サカズキ。」
早くこないかなぁ〜Aちゃんファミリー。
ーー
「あ!サカズキさん!!」
スー「本当だ!クザンさんとボルサリーノさんもいるよ!!」
甘「ゔおぉぉい!!出迎えかぁ!!」
船着場まで船を漕げば、いつもの三人が私達を出迎えてくれました。
青「久しぶりじゃないのー、Aちゃん」
黄「チビ達も大きくなったねぇ〜?」
甘「ガキ扱いすんじゃねぇ!!」
黄「…ふぅ〜む。Aちゃん、どんな教育をしているんだぁ〜い?」
「ご、ごめんなさい…こら甘楽!その言い方は辞めなさい!!」
甘「チィッ!!」「舌打ち!!」
まったくもう!!この子ったら大きくなるにつれ本当にお兄ちゃんに似てくるんですから!!
青「甘楽ちゃんは叔父さん似なんだね…」
「困ったものです…将来はお兄ちゃんを倒して剣帝になる!!なんて…はぁぁ。」
赤「アホ抜かせ!!どっちも将来は海軍じゃ!!」
「サカズキさん!お久しぶりです!」
スー「サカズキのおじさん!こんにちは!」
甘「よぉ!マグじぃ!!元気そーだな!!」
黄「本当に真逆だねぇ〜?君たち兄妹みたいだ。」
青「あの声のデッカイお兄さんね。それで、どうしたのさAちゃん、わざわざこんなとこまで来て。」
「ふっふふ!実はですね!三人にもご報告があるんです!!」
赤「なんじゃぁ、戻ってくる気にでもなかったか?」
「違いますって、実は…三人目、できました!」
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作者名:たまごやき | 作成日時:2022年6月25日 22時