サメ妹と鯨10

報告 ページ46

ヴァリアー邸

ス「ゔおぉぉい！！待ってたぞてめぇら！！」

「お兄ちゃん！その口調、甘楽が真似するからやめて！！」

ス「ゔっ」

べ「しっしし、さっそく怒られてやんの。」

マモ「情けないね。」

フ「うわぁー。うるさいのが増えましたー。」

最近、フランという幻術師を拾ったとお兄ちゃんから聞きました。

なんでも六道骸の弟子だとか。

「ほら、フランもそんな事言わないで下さい？」

フ「えー。なんでですかー。」

「私は皆に会えて嬉しいですよ！」

フ「Aさんはよくてもー。その子供…主に甘楽がうるさいのは事実ですー」

甘「んだとぉ！？フラン！！」

フ「ロン毛隊長二号。このガキも髪伸ばすんですかー？」

ふんごぉぉ！！

と立ち向かう甘楽を片手で抑えてため息をつくフラン。

構い方がちょっと下手なんですよね(笑)

「それはこの子次第です。伸ばしたいなら伸ばせばいいですから。」

フ「そりゃそーですね。ロン毛隊長みたいな変態じみた理由でなければ何でもいいんじゃないですかー？」

ス「ゔおぉぉい！？てめぇ喧嘩売ってんのか！？」

甘「喧嘩売ってんのか！？」

「コラ！！二人とも！！」

ス/甘「「ゔっ！！」」

フ「おー。こわ。」

全く！すぐ真似するんですから！！

スー「あ、あのベルさん！！」

べ「あー？」

スー「またお勉強見てもらえますか？」

べ「しっしし！お前見た目はまんまスクアーロなのにかわいい性格してるよな。」

フ「犯罪者のセリフですね。」

べ「死ね」

ビュンビュン！！

とまたナイフが飛んでフランに刺さってしまいました。

フ「いて。こんなダサダサナイフ投げるなんて。スーロがマトモに育ったのはAさんのおかげですねー」

イ「なんともなさそうだな？」

フ「あたりまえですー。こんなもの。こんなもの。」

ペキっペキっ

べ「あっ！てんめ、王子のナイフ折るじゃねぇ！！」

甘「叔父さん！！私に剣を教えてくれよ！！」

ス「ゔおぉぉい！！いいじゃねぇか！！俺の姪っ子だ、見込みあるぜぇ！！！」

スー「あぁ、また二人が喧嘩を…」

「スーロ、離れて下さい。」

イ「巻き込まれるぞ？」

マモ「君はベルとかの戦法より幻術師の方が向いてると思うけどな。」

「マーモン！そうですか？」

マモ「あぁ。この前僕が見せた幻術。簡単な物だったけど、甘楽より早くマスターしてたからね。」

子供達→←驚いた！

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