子供、ちゃんといますよ！ ページ44
あの劇的プロポーズから五年。
「こら！！待ちなさい二人とも！！」
スー「母さんが待ちなさいだと！どうする甘楽！(かんら)」
甘「ゔおぉぉい！聞く必要あるか？スーロ！！」
私達の間には、双子のスーロと甘楽が生まれました。
スーロは男の子。
見た目は小さいお兄ちゃんみたいです。
髪も銀髪。
でも性格は、イゾウさんですね(笑)
甘楽は女の子。
見た目は私ですね。髪色はイゾウさんです。
性格は…悲しい事にお兄ちゃんに似てしまいました…
「あぁぁもう！！お転婆なんですから！！」
マ「よい！何してんだお前ら！」
「マルコ！その二人捕まえてください！！」
スー「げっ、マルコじゃないですか。」
甘「こっちだスーロ！！」
マ「プッ！甘楽、お前よくよくスクアーロに似てきたねい！！」
甘「あ゛ぁ！？…まぁ叔父さんは好きだからいいけどよ。」
「こら！そんな口調まで似なくていいんです！！」
甘「うおっ！？くそ！！もう追いつかれた！！」
イ「当たり前だろ？」
スー「父さん！」
甘「親父！？」
イ「母さんは凄腕の暗殺者だぞ？お前らじゃまだまだ適わねぇさ。」
あ！イゾウさん！！
二人をヒョイッと持ち上げて来てくれました…
イ「ほら。あまり母さんを困らせるな。二人とも」
スー「ごめんなさい」甘「チィッ！」
「もう…ほら、おいで？二人とも。」
スー「母さん」甘「…」
なんだ。イゾウが持ち上げるよりAに抱っこされてる時の方が嬉しそうじゃねぇかよい。
さすが母親だな(笑)
マ「ぷっ、クツクツクツ」
イ「マルコ…💢」
エ「Aに抱っこされると二人とも大人しくなるな！」
サ「やっぱ母ちゃんがいいよなぁー！」
甘「う、うるせぇ！！//」
「こら、甘楽。ダメですよその口調。」
甘「母さんがおしとやかすぎんだ！！叔父さんはこんなんだろ！！」
「お兄ちゃんを参考にしてはいけません。」
スー「甘楽、やっぱりやめませんか？」
甘「おめぇはなんで叔父さん似なのに口調が母さんなんだよ！！」
スー「甘楽は母さん似なのに叔父さんみたいだね」
イ「ほら、二人とも。そこで揉めるな。」
「そうですよ？あなた達の弟か妹が、お腹にいるんですから…」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月25日 22時
