サメ妹と鯨10

嬉しいですね！ ページ40

「♪♪」

マルコが今、皆に説明に行ってくれている間、私は自室で待機中です。

コンコンーツ「A？」

「ツナ！どうしました？入ってどうぞ？」

中へどうぞと促せばオズオズと中に入ってくるツナ、獄寺隼人、山本武。

ツ「い、いや、お見舞いに行ったらもういないって言われたから…」

「あら、それでわざわざ？」

獄「ありがたく思えよ。」

山「獄寺、そんな言い方ねーだろ？A！退院おめでとうな！」

「ふふ！そうですね、これは退院ですね！」

ツ「あ、あのさ、」「どうしました？」

ツ「そ、その…平気、かな？って…」

？？？何がでしょう？

獄「お前、ここの奴らと別れて俺らの世界に戻んだろ。」

ツ「ちょっ！獄寺君！」

山「それを心配したんだ。精神的にキツくねーか？」

「あ。そういう事ですか！」

なんて心の優しい子達なんでしょうか。

ツ「リボーンが…雪の守護者はそういうのも耐えなくちゃいけないって…」

「ツナ…ふふ、本当に優しい子達ですね。実は状況が変わりまして」

獄「変わった？何がだ？」

「それはですね？」

ーーー

山「ま、マジかよ！」

ツ「本当にそんな事が…」

獄「まぁこれだけこの世界を引っ掻き回せばその分歪みがでてもおかしくねぇか。」

山「って事は、じゃぁ俺らもまたここの奴らと会えるんだな！？」

「はい！皆、また会えます！！」

ツ「オヤジさんにも、マル兄にも！！」

「はい！！」

山「よかったな！！ツナ！！」

ツ「うん！！」

本当に嬉しそうに頷きますね、ツナ。

私も、本当に嬉しいです！

「さて。そろそろそれを言いに行ったマルコが帰る頃だと思いますが。」

外の方からドスドスドスドス！！と歩く音が聞こえてきます。

これはもしや？

「皆、耳をふさいでいて下さい。」

ツ「え？なんで？」山「言う通りにしとこーぜ、ツナ」獄「その方がよろしいかと。」

ツ「？？」

バンッ！！

ほら、きました。

ス「帰るぞぉぉ!!A!!」

ツ「んなぁ！？スクアーロ！？」

「〜〜〜っ！！！！お兄ちゃん…」

その時まで。→←教えてあげなくては！

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