サメ妹と鯨10 (ページ39)

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教えてあげなくては！ページ39

マ「オヤジ！！」

白「…マルコか。」

サ「よぉ…」

エ「A、体回復しちまったか？」

イ「…」ハ「…」

なんだなんだ？皆して葬式みてぇに暗いよい！

マ「あぁ！人の手を借りれば歩ける程に回復した！」

エ「そう…か…」ズーン

イ「…はぁ」ハ「はぁぁ…」

サ「フゥゥ…」

ズーン

な、なんだよい？

異常に暗いねい？

ス「ゔおぉぉい゛！！Aはどうした！！」

ル「医務室にいなかったわよぉ〜？」

べ「もう回復したんじゃね？」

マモ「傷は治ってるからね。充分にありえるさ」

レ「ちょこまかと煩わせおって。」

ザ「あ゛？なんだ？葬式でもあんのか」

こっちは真逆に明るいよい…

真逆だな。

サ「いーよなぁお前らは。」

べ「は？何が？」

エ「A連れ帰れるんだろ。…一緒にいれていーよなぁ…」

ス「んな事か。当たり前だろ、アイツはヴァリアーで俺の妹だ。」

ハ「僕達の妹でもあるけど。はぁぁ。Aとは今生の別れか。」

ル「んまぁ…それで気落ちしていたのね？」

イ「スクアーロ。」

ス「あ゛ぁ？」

イ「…前に俺とした約束。守れよ。」

ス「！！。当たり前だぁ。まぁそうそう嫁には出さねぇけどなぁ！！！」

べ「うっわシスコンきも。」

マモ「今回の一件で拍車がかかってるからね。」

ザ「カスが。」

そうか！コイツらまだあの朗報を知らねぇんだよい！

そりゃそうか、それを今伝えに来たんだからな！！

マ「あー、あぁ。それなんだけどよい。A、どっちの世界とか決めなくて良くなったんだ。」

ハ「えっ！？なに、どういう事！？」

サ「本当かマルコ！？」

マ「よい！さっきヴィンディチェの奴らが言い残して行きやがった！」

ス「ゔおぉぉい…どういう事だ？」

マ「まぁまず話を聞けよい！」

混乱する雰囲気の中、俺はさっきまでの会話をコイツらに説明した。

エ「じゃ、じゃぁっ！！」

マ「あぁ！！これからも俺らはAと会える！！」

べ「アンビリーバボー」

マモ「まぁ、そのくらいの歪みが出てもおかしくないのかな。」

ス「ゔ、ゔおぉぉぉい」

イ「スクアーロ！」

ス「な、なんだぁ？」

イ「俺との約束、守ってもらうぜ？((ニヤッ」

ス「・・・・・・」

ル「あらやだ！気を失ったわ！！」

べ「お前何約束したの？」

イ「あ？俺がAを幸せにするって約束だ。」

レ「…情けない」

ザ「はぁ。ドカスが…」