サメ妹と鯨10 (ページ24)

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怒らないで！！ページ24

赤「尻尾巻いて逃げるんか。」

エ「ピタッ))あぁ？」

赤「尻尾巻いて逃げるかって聞いちょるんじゃ」

「エース？耳を貸してはいけません！！」

ヤバいです！！

あの子、悪口に対する耐性があまりないのですぐ喧嘩を買ってしまうんです！！

赤「小娘一匹取り戻すのにこの大騒ぎ。結局、貴様らはワシら海軍を消す事もできず逃げるんじゃな」

エ「小娘一匹だと？」

「エース！！私の事はいいです！！あなたの後ろにはルフィ君もいるんですよ！？」

エ「っ！！クソッ！！」

お願いエース！！

耐えて、走って！！

ルフィ「エ、エース…」

エ「行くぞ！！ルフィ！！」

「！！よ、よかった！」

赤「ふん。所詮、白ひげ海賊団もその程度か。」

「っ、サカズキさん！！」

赤「なんじゃぁA。本当の事じゃろうて。」

ルフィ「エース！！行くぞ！！」

エ「…ルフィ、お前は先に行け。」

「エース！！！」

ダメです！！完全に怒ってしまった！！

私の声はもう、届きませんか？エース！！

赤「何を怒ることがある。お前ら白ひげ海賊団はワシら海軍に負けたんじゃ」

エ「黙れよ」

赤「恐れをなして尻尾巻いて逃げるんじゃろ？そんな奴がよく”海賊王”など目指せたもんじゃぁ」

エ「黙れよ！！！」

「エース！！落ち着いて！！それは挑発です！！」

エ「分かってる！！」

「私教えましたよね！？挑発に乗っては寿命を縮めると！！！」

エ「じゃぁお前は！！ザンザスをバカにされたら挑発だって、許せるのかよ！？」

「っ！！？」

ス「ゔおぉぉい…」

べ「それはできなくね？」

マモ「だね。相手をミンチにして関係者全員殺すよ。」

レ「ボスを愚弄する輩など、決して許さん！！」

ル「私達なら、完膚なきまでに消し去る事ができるわぁ〜。でもね、エース」

エ「フーっフーっ！！」

ル「実力の差、分かってるのかしら？？」

そうです

悔しい気持ちも、腹立つ気持ちも分かります

でも、ここで立ち向かってはあなたは死んでしまう！！

「エース！！」

白「戻れエース。そんな小せぇ事、俺ぁ気にしねぇぜ。」

エ「…オヤジ、あんたは俺に居場所をくれたんだ。」

白「…」

エ「そんな親の顔汚されて！！黙って引き下がれるかよ！！！」