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白「さっさと乗れ！てめぇら！！」
「オヤジさん！」
サカズキさんはドフラミンゴさんに向かわせました。
怒り狂っているボスとお兄ちゃんも何とか連れて今は皆で引き返しているのですが…
黄「させないよぉ〜？」
ドゴォンッ！！
「キャッ！！」
ス「A！！」
くっ、砂煙で前が見えませんね…
ザッザッと人の歩く音が聞こえてきて…
誰かくる？誰でしょうっ
雲「なにしてるの。」
「雲雀恭弥？」
凪「大丈夫？A…」
「ドクロちゃん！私は大丈夫ですよ、あなたはその槍、ちゃんと守れてますか？」
凪「うん…A、早く皆を連れて船に行って」
「え？」
クローム・ドクロ事、凪ちゃん。
私はドクロちゃんと呼んでますが、真剣な顔で私の手を取り急いで船に行けと言っているんです。
「なぜ…」
マモ「今こそ僕ら、霧の守護者の出番だと思わないかい？A」
「マーモン！」
霧の守護者…
在る物をない物とし、ない物を在る物とする、ファミリーの実態をつかめさせない幻影…
「…無茶は、しないで下さいね？」
凪「うん！」マモ「分かったよ。」
「この場は、頼みました。戻りますよ雲雀恭弥！」
雲「僕に命令しないでくれる？」
幻術が海軍側に向かって掛けられていく。
濃い霧が辺りを包み、私達の姿を隠していきました。
赤「なんじゃぁ！？」
青「霧…？急だね。」
黄「これも守護者の力かぁ〜い？」
マモ「そうだよ。僕達は実態の掴めぬ霧の守護者。」
凪「足止めする！」
ドクロちゃんとマーモン…すぐ戻って下さいよ…
「もうすぐです！」
モビーのような影が見え始めました！
あ、皆…大方はもう集まっていたんですね！
獄「早くしろ！お前ら！！」
「はい！」
良かった…帰れる！
ハン「ふんっ！！」
「っと、わぁ！」
ハン「このまま逃がすと思ったか。暗殺者。」
「ボア・ハンコックさん。…見逃してはくれないんですか？」
ハン「当たり前じゃ。今は一応海軍側だからな。」
「海賊なのに？」
ハン「本意ではないわ！足止めしたと言う体があればよい。後々うるさいからの、センゴクは。」
あー！ハンコックさん相手ですか！？
どうしましょ、私今疲れていて炎も限界なんです…
ハンコックさんの情報、ハンコックさんの情報…
あ…いいのがありました。
「いいんですか？ハンコックさん、こんな事して」
ハン「なんじゃと？」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月25日 22時
