命懸けの帰宅 ページ12
「マフィアは…片付きました。」
ひゅぅぅぅ…と風が通り過ぎて、その場に転がるのはさっきまで戦っていた敵対ファミリーの死体。
辺り一面血の海となったその場に立つのはヴァリアーとキャバッローネ。
白ひげ海賊団の側には十代目ファミリーがいます。
「さて。」
黄「これはぁ〜」
青「たいした実力だ」
赤「相手が弱すぎたんじゃろうて。今度は…ワシらじゃ」
「やっぱり、素直には帰してくれませんよね？」
赤「当たり前じゃぁ。A、お前はワシが連れ帰るけぇの。…ぬかるなよ」
「もちろんです。あなた方の強さは私が一番側で見てきました。」
そうです。
だから私では到底適わないことも承知の上です。
でも、今私の後ろには頼もしい仲間がいてくれています。
マ「誰が俺らの妹を渡すかよい！！」
ス「たりめぇだぁ！！こいつは俺らが連れ帰る！！」
マモ「言っておくが君達に勝ち目はないよ。」
青「あらら。ずいぶん舐めてくれちゃってるじゃない」
黄「海賊風情が。調子に乗ってるねぇ〜？」
ハ「ふん！今のうちに強がっていればいいさ！」
「皆、ふふ！ありがとうございます」
ル「さぁさぁ！こんなとこさっさと抜けて、任務達成のお祝いパーティーするわよぉー！♡」
レ「ふん、やるなら貴様らだけでやればいい。」
「ボス！一緒にお酒呑みましょうね！」
ザ「好きにしろ。…帰ったらお前がメシを作れよ、A」
「はい！ルッスーリアと一緒に、ボス好みのご飯、いっぱい作りますね！」
ザ「当たり前だ。」
レ「ボ、ボスっ！！？」
「あれれ〜？？レヴィは参加しないんですよねぇー？じゃぁいらないですよねぇー？」
レ「ぐっぬぬぬ…おのれっ！！このクソ生意気な小娘がっ！！」
べ「さっすがAじゃん♪ちょー面白いんだけど♪」
サ「俺も一緒に作るからな！！モビーで宴会だぁ！！」
なんだかこういうの、懐かしいですね
帰ったらモビーで、皆と宴会が待ってます
赤「誰が海賊なんぞの船に帰すか」
イ「諦めの悪いヤツだな。A、怪我はないかい？」
「イゾウさん！はい、私は大丈夫です」
べ「あーあ。うっとりしちゃってさ。」
ル「いやぁん、素敵ねぇ〜♡」
ス/赤「「イチャつくんじゃねぇ！！/なかぁ！！」」
ザ「はぁ。さっさと終わらすぞ、カス共」
白「グラララ！てめぇら、油断すんじゃねぇぞ！！」
エ「おう！行くぜ、A！」
「エース！はい、怪我しないで下さいよ！」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月25日 22時
