48 ページ48
マ「嘘…だろい?」
サ「マジでか…」
弾丸の嵐をかいくぐり、一人で敵の半分を始末した私。
「あぁ。体が血でベトベトします…戻ったらシャワーですね、これは。」
ボ「な…ど、どういう事、だ?」
「どういう事?まさか十年もあって、私があの頃から成長してないとでも?」
ボ「ヒッ」
あらあら。兵隊さん達、ビビって腰抜かしてますよ?
「この私に喧嘩売ったんです。命の保証は誰一人としてしませんよ。」
女「こ、こわい…」
このくらいで怖い?
だったらそもそも海賊船なんて乗るんじゃありません。
ボ「くっ!!お前ら!!何してる!!さっさと殺せ!!」
「ふん。身の程をわきまえて下さいな。」
それからまた響く、悲鳴、悲鳴、悲鳴。
男「ヒッヒィィっ!!((ガチャッ!!」
「あまいです。<<ドゴォォッ!!」
ボ「な、な、な、…嘘、だろ?この一瞬で…全員死んだ…」
「さぁ。残るはあなただけですね。」
ボ「うっ、わぁぁぁぁぁ!!!!」
「どう始末つけましょうか?…モアのように体中に穴を開けましょうか。」
ボ「ゆっ、ゆるして…っ許してください!!」
「ずいぶんと舐めてらっしゃる。」
ガチャッと銃口を頭につけ冷えきった眼差しで見下せば、あの女がいきなり抱きついてきました。
女「もっ、もうやめてあげてよAちゃん!!」
「なっ!?」
女「こっ、この人も、もう許してって!!命乞いしてるんだよ!?」
「チッ!!離しなさい!!死にたいんですか!?」
ボ「…、や、やった!!やったぞ!!」
ー!!しまった!!
まだ拳銃をっ
「チィッ!!!!」
ボ「死ねっ!!死ね死ね死ね死ね死ねぇぇぇ!!」
この至近距離…何発かうけてしまいますねっ!!
女「きゃぁぁぁぁ!!!」
マ/エ「Aーー!!!!」
ヴィ「…」
「カハァッ!!ぐっ…バッリエラディ・アクア!!!」
女「うぅ…うっ!!」
ボ「なっ!?銃弾が全部…防がれた…」
「ハァッ、ハァッ!!…あなた。」
女「は、はい…」
「私の理性がある内に、ここから離れなければ。形も残らないほど殺しますよ。」
女「あ…あぁ…」
「死にたいですか。」
女「ごっ、ごめんなさい!!!」
逃げて…いった。
あの女。後でどう始末をつけますかね。
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たまごやき | 作成日時:2022年6月16日 7時